「めちゃくちゃ安い」武井壮が五輪メダリストの報奨金に厳しく指摘

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26日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、タレントの武井壮が、日本の五輪メダル選手への報奨金の安さを指摘した。

番組では「平昌オリンピック“報奨金ランキング”のトップは?」と題して、AERA dot.の記事を取り上げた。

記事では、韓国・平昌(ピョンチャン)五輪において、史上最多13個のメダルを獲得した日本選手団に支払われる報奨金について報じている。それによると、JOC(日本オリンピック委員会)の規定では金メダリストに500万円、銀メダリストに200万円、銅メダリストに100万円の報奨金が支払われるという。JOCとは別に、独自の報奨金制度も設けている競技団体もあるとか。

スタジオではランキングパネルで、今大会のメダリストたちの報奨金を紹介。金メダルを2個獲得したスピードスケート・高木菜那の2000万円を筆頭に、金銀銅を獲得したスピードスケート・高木美帆が1600万円。さらに、金銀を獲得したスピードスケートの小平奈緒が1400万円で、フィギュアスケートの羽生結弦、スピードスケートの佐藤綾乃と菊池彩花が1000万円と続く。

この金額についてコメントを求められた武井は苦笑しながら「世界一とかを取ってる選手としては…」「スポーツ全体のプロも含めた相場としては、すごく安いと思います」と指摘した。

武井は、他国を見た場合に報奨金がもっと高い国もある一方、報奨金自体が支払われない国や地域もあるとし、一概に善しあしを判断できない部分があることを断った上で「日本のレベルにしては、スポーツに対してお金が使われているとか、予算の付いている額からしたら、この報奨金はめちゃくちゃ安いんじゃないかな」と、改めて金額の安さを指摘したのだ。

また、番組では25日開催の東京マラソンで、設楽悠太が2時間6分11秒の記録で2位になったことも取り上げた。16年ぶりの日本新記録を更新し、1億円のボーナスが支払われるという。

この話題に「何年も前から、日本記録を破ったら1億円という方針は示されていた」と語る武井は、設楽の力走を絶賛した。

さらに武井が記録を更新することの大変さを語ると、他の出演者からは五輪選手も記録を更新していることを指摘し、金額の格差に注目が集まった。

すると、武井は「だから僕は、報奨金に頼る競技生活はしちゃいけないと思う」とピシャリ。「選手がもっと、全体的に個人での収入を伸ばして『こんな額を渡すのは申し訳ないな』と、むこうに思わせるくらいにならないと!」と個々の選手の収入を底上げすることで、報奨金を支払う側にプレッシャーをかけるくらいになってほしいという見解を示していた。

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(引用元:livedoor news)

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