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お酒の嗜好や購買状況を調査。また、話題の「高アルコール」が好まれる理由とは?(マクロミル調べ)

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マクロミルは、お酒の嗜好や購買状況、また、話題の「高アルコール」が好まれる理由などについて調査した結果を発表した。

【1】 お酒が好き、 61%。 お酒好きが多いのは、 60代男性と、 20代女性!

20〜69歳の男女1,000名に、「あなたはお酒が好きですか。」と質問したところ、「とても好き」が27%、「やや好き」が34%で、合計61%が“好き”と回答している。一方、「あまり好きではない」が21%、「まったく好きではない」という人も18%いて、合計39%が“好きではない”と回答した。

お酒が好きな人(とても好き+やや好き)の性別・年代を見ると、最も好きな割合が高いのは60代の男性で76%。 2番目に高いのは、 “若者のお酒離れ”がささやかれている中で、意外にも20代の女性が71%だった。しかし、お酒が「とても好き」という回答に着目すると、女性よりも男性の方が全世代において高いことが分かる。

【2】 飲酒頻度は、「週1回以上」が4割強。一方、「この1年間は飲んでいない」も2割。飲む理由は、 “気分転換・リラックス、付き合い”、飲まない理由は、 “体質・体調、味・においが合わない”

では実際に、お酒はどのくらいの頻度で飲まれているのだろうか。この1年間の平均的な飲酒頻度を尋ねると、「ほぼ毎日」と回答した人が18%だった。そこに、「週3〜4回程度」11%、「週1回程度」15%を合計すると、 “週1回以上飲む”という人は44%だった。また、「月に2〜3回程度」9%、「月に1回程度」8%を合計し、 “月に数回程度”の人が17%、「2〜3カ月に1回以下」の人は20%でした。なお、「この1年間は飲んでいない」という人も19%存在している。

人々は、どのような理由からお酒を飲むのだろうか。また、飲まない人はなぜ飲まないのだろうか。それぞれの回答を見比べてみよう。

お酒を飲む人の理由は、多い順に、「気分転換・疲れが取れるから」39%、「楽しい気分になれるから」38%、「リラックスできるから」36%、「人との付き合いのため」35%、「ストレス発散ができるから」28%だった。味が好き、食事との相性というよりも、 “気分転換・リラックス”といった回答が上位を占めている。一方で、 3人に1人以上が人付き合いを理由に挙げており、 “付き合い”でお酒を飲んでいるという方も一定数いるようだ。

お酒を飲まない人の理由は、「体質に合わないから」47%、「お酒に弱いから」38%、「味が嫌いだから」23%、「病気や妊娠などの理由から」16%、「においが嫌いだから」15%でした。この1年間、お酒をまったく飲まなかった人は、 “体質・体調”や“味・におい”が主な理由であることが分かる。


【3】 お酒を飲む人の月予算は、平均5,293円

この1年間に飲酒経験がある人に、自身が飲むお酒に月平均でどの程度お金をかけているのか尋ねた。その結果、月平均額は5,293円だった。

【4】 好きなお酒の1位は「ビール」、苦手なお酒の1位は「ウイスキー・ハイボール」

この1年間にお酒を飲んだ人に対し、 1番好きなお酒の種類と、 1番苦手なお酒の種類を尋ね、その理由を確認した。

好きなお酒の1位は「ビール」で34%、 2位以降とは16ポイント以上と、票数差が大きく開き、人気のお酒であることが分かる。以降、多い順に「チューハイ・サワー」17%、「カクテル」11%、「ワイン」8%、「ウイスキー・ハイボール」7%と続いた。

一方、嫌いなお酒の1位は「ウイスキー・ハイボール」で18%、 2位は「焼酎」17%、 3位は「日本酒」15%、 4位は「ビール」10%、 5位は「ワイン」7%だった。


好きなお酒、苦手なお酒について、それぞれ好きな理由、苦手な理由を自由記述で回答してもらった。ここでは、好きなお酒の1位である「ビール」と、苦手なお酒の1位である「ウイスキー・ハイボール」について、その理由を抜粋して紹介する。

●「ビール」が好きな理由
自由記述回答から一部抜粋

・ごくごく飲める、甘くない。どんな料理、場面でもあう。安いものから高いものまで様々あるが、高いものも手が届かないということはない。コンビニ、スーパーどこでも手に入る。(男性20代)

・口に含んだ瞬間弾ける味わい、気分も良くなる。今日も1日頑張ったなという気分にさせてくれる。(女性20代)

・一杯目のビールが仕事の疲れを癒してくれて明日への活力になる。(男性30代)

・メニューを見なくて頼める。酔いにくい。(女性30代)

・焼肉が好きなので、やはりビールが一番合います。夏場のビールのCM等は見ているだけでビールが飲みたくなります。(男性40代)

・苦みが口の中をスッキリさせて食事を美味しくしてくれる。最近はビールのCMに女性が起用されるようになり、おじさんの飲み物のイメージがなくなった。(女性40代)

・苦みが美味しく感じる。炭酸はすっきり感があり、そのようなお酒が好き。ビールはクセになる味である。発泡酒よりもはるかに美味しいと思う。黒ビールや果物のビールなどいろいろなバリエーションがある。(男性50代)

・苦味があってスッキリする。喉の渇きを癒す。特に夏場は汗を引いてくれる。(女性50代)

・飲んだ時の爽快感が、他の酒にはあまりないと思う。どのような料理にも合い、程ほどのアルコール度数であり、心地よく酔える。一緒に飲む人との乾杯にも最適であり、コミュニケーションに役立つお酒だと思う。のどごし、気軽さ、味など、身近なものだと思う。(男性60代)

・みんなが集まると とりあえずビールと言い 乾杯して宴会が始まる感じが好きです。(女性60代)

●「ウイスキー・ハイボール」が苦手な理由
自由記述回答から一部抜粋

・味、においがとてもきつく、自分の中で最も遠ざけてしまうから。(男性20代)

・味があまり好みではない。(女性20代)

・アルコール度数が高い。酔いやすい。(男性30代)

・一度飲んだときの味が苦手という思い出。苦手だと思っているからそれから飲んだことがなく、飲まず嫌いでもある。ハイボールならなんとか飲める。 CMもよく見るのでいつかは飲めるようになりたい。(女性30代)

・内臓に負担がかかる。(男性40代)

・アルコール分が強く、においも好きではないから。(女性40代)

・過去のトラウマでウイスキーの二日酔いはとんでもなく苦しかったため。(男性50代)

・味も香りも好みではない濃厚さ。酔い覚めが悪い。(女性50代)

・ウイスキーを飲むと必ず悪酔いするので、全く飲まないし買わない。(男性60代)

【5】 “高アルコール”の缶のお酒、購入率は41%。購入理由は、味、香りが好み、高アルコールが好き、安く早く酔いたいなど

高アルコールの缶チューハイや、酒類メーカー各社から発売されたアルコール度数が高めビールが最近話題だが、 “高アルコール”の缶のお酒は、どのような人が買って飲み、どのような理由やシーンで購入しているのだろうか。この1年間にお酒を飲んだ人に対して、アルコール7%以上の缶チューハイ、缶ハイボール、缶ビールのいずれかを買って飲んだか尋ねると、購入率は41%だった。購入して飲んだ人に、その理由を尋ねると、上位から、「美味しそうだから」48%、「好みのフレーバーだから」26%、「強いお酒が好きだから」25%、「安く酔いたいから」20%、「早く酔いたいから」19%だった。味や香り、アルコール度数の高さの他に、 “安く、早く酔いたい”という目的もあるようだ。

ここで、 “安く、早く酔いたい”というニーズに着目してみよう。コンビニエンスストアーやスーパーマーケットで、同じように安価で気軽に買うことができる高アルコールのお酒に、日本酒や焼酎などのカップ酒がある。缶チューハイ、缶ハイボール、缶ビールなど、 “高アルコール”の缶のお酒を買って飲む人は、 “安く、早く酔いたい”という時にカップ酒を手に取ることもあるのだろうか。結果を見ると、 4割が「買って飲むことがある」と回答している。

では反対に、 “安く、早く酔いたい”時に、カップ酒ではなく、高アルコールの缶のお酒を選ぶ理由は何なのだろか。自由記述回答で尋ねると、カップ酒を選ばない理由として、「日本酒や焼酎がそもそも苦手」「親父くさい」「割高」や、缶の高アルコールのお酒を理由として、「のどごしが好き」などの理由が多く挙げられた。

●“安く、早く酔いたい”時に、カップ酒ではなく、缶の高アルコールのお酒を選ぶ理由
自由記述回答から一部抜粋

・あまりおいしいイメージがないから。(男性20代)

・そもそも、日本酒や焼酎が苦手だから。(女性20代)

・若者っぽいイメージが無いから。(男性30代)

・親父臭いイメージだから。(女性30代)

・悪酔いしそう。(男性40代)

・のどごしが好きで、他のお酒はほとんど飲まないから。(女性40代)

・酔いのあとが2日酔いでつらいからです。(男性50代)

・割高な気がする。(女性50代)

・品が良くない。(男性60代)

・日本酒は飲まなくなっている。ワンカップ焼酎の存在は、意識したことがなかった。(女性60代)

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(引用元:livedoor news)

織田信成氏、世界共通語となった「オダる」に自ら言及 鈴木明子氏がフォロー

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2日放送、毎日放送「痛快!明石家電視台」ではフィギュアスケートを特集。元日本代表の織田信成氏が、現役時代にジャンプを跳び過ぎた過去に言及した。

平昌五輪で金メダル連覇を果たした羽生結弦について、織田氏は強さの一つに「リカバリー能力」を挙げ、ミスの影響を最小限にすべく、ジャンプの構成を変える力が素晴らしいと称賛した。

実際、羽生は五輪のフリーで着氷が乱れ、当初予定していたコンビネーションジャンプを完成できなかったが、その後の構成を変えてコンビネーションジャンプを実現させて挽回している。

羽生を絶賛する一方で、織田氏は自身が「めちゃくちゃ苦手だった」と、このリカバリー能力に長けていなかったと分析。ルールで定められたジャンプの回数を間違えて減点されたと明かした。しかも、世界選手権に5回出場したうち4回でそのミスを犯しているのだ。

メダルを逃すことにもなったこのジャンプ跳び過ぎは、世界のフィギュア界でも「オダる」と言われるようになった。実際、織田氏は、ロシアの国内選手権を見ていた際、「ノブナリ・オダのように跳び過ぎた」と思われる解説を耳にしたという。

だが、同じく出演していた鈴木明子さんは「それは織田くんができちゃう(跳べる)からなんですよ」とフォロー。「私はコンビネーションジャンプがあまり上手じゃなかったから、やりたくてもできないですけど、(織田氏は)どっからでもつけれちゃう」と、ジャンプのうまさの証明でもあると述べた。

実際、織田氏は「コンビネーションジャンプがジャンプの中で一番好きだった」とのこと。一部のSNSでは、織田氏が自ら「オダる」に言及したことが話題となっている。

(引用元:livedoor news)

「中途半端な奴らが中途半端なまま生きることが許される社会」しょぼい喫茶店が始めた小さな挑戦

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 東京・新井薬師にあるビルの一室に突然オープンした「しょぼい喫茶店」。就活に失敗し、うつ病にも苦しんだ現役大学生・えもいてんちょうさんがスタッフのおりんさんとともに3月に起業したこの店は、早くもさまざまな背景を持った人が集う“居場所”となっている。

 今回のインタビューでは、えもいてんちょうさんが掲げる「中途半端な奴らが中途半端なまま生きることが許される社会」とは何か、「しょぼい喫茶店」が今後歩もうとしている未来について、率直な考えを教えてもらった。

■就活の失敗で見つめ直した“幸せの基準”

――「しょぼい喫茶店」の話を聞くにあたって、えもいてんちょうさんの過去をまず聞いていきたいと思います。就活開始前、どのように過ごされてきましたか?

えもいてんちょうさん(以下、えもい):就活前も、就活したくて就活したくて仕方なくてとか、そういうのじゃなくて。周りも就活しているので「仕方ない」という感じでしたね。そんなに、「起業するぜ!」みたいな大学生ではありませんでした。

――就活前後ですが、「自分がこの先こうなるだろうな」って発想はありましたか?

えもい:就活してるときは、「まあ何となくそれなりのところに就職して、それなりのタイミングで結婚して、家を持ち、子どもを持ち」という考えでした。別にそれを望んでいたわけではないですけど。「そうしたレールでやっていけるんじゃないかな」という、漠然としたイメージはありました。

――就活本格開始後から喫茶店開店を決意するまでの経緯を振り返っていただければ。

えもい:2017年、大学4年の初夏から15〜16社ほど目指していました。1社、「すごい行きたいな」と思うところがあって。その会社の属する業界を中心に受けてて。

でも結局、その行きたい1社も落ちてしまって。「就職するならそこがいいなぁ」と思っていたので、そこからどんどん悪い方に転がって、本当に寝たきりみたいな状態で鬱々(うつうつ)とした日々を過ごしていたんです。

――その頃、病気のこと以外に、一番つらかったことってどういうことがありましたか?

えもい:あのときは、面接を受けてもバタバタと持ち駒がなくなっていって、その時点で夜もあまり眠れない感じで。いろいろ調べても全部落ちちゃうし。

「就活をやって就職して」というレールが、人生の上で“まっとう”と言われているわけじゃないですか?

親にお金をかけてもらって、周りの人にもいろいろ支えてもらっているのに、自分はその普通に、まっとうになれなかったというか。どうやっても「普通の人生」「まっとうな人生」にはなれなかった、というのが一番キツいところでしたね。

――それは期待に応えられなかったみたいな感覚ですか?

えもい:そうです。

でも今考えると、その「期待」っていうのも、親が期待していたっていうより、他ならぬ自分が自分に期待していただけなんだろうなとは感じますね。

――なるほど。そこからどのような心境変化があったのでしょう?

えもい:友人がご飯を買ってきてくれたり、家から引っ張り出したりしてくれて、ちょっと元気が出てきた7月〜8月くらいに、「ギークハウス」発起人のphaさんの本を読んでたら、「自分の価値基準で幸せを定義した方がいい」みたいなことが書いてあって。

そこで考え直してみたんです。自分がちゃんと就活して、ある程度のタイミングで結婚して、家買ってっていうビジョンが、「自分にとって本当に幸せなのか?」って。確かに「求められているもの」かもしれないですけど、自分にとっては「いや、別にそうでもないな」と悟ったんですね。

自分は今ここでやってるように、ある程度周りに人がいて、相手とくだらないこと喋って、おいしいもの食べて、で十分だなと感じて。「じゃ、もう就活はいいや」と思ったところで、phaさんみたいにニートになるわけにもいかず、「どうしようかな」と思っていた矢先、Twitterで発見したえらいてんちょうさんのブログに「ショボい起業の薦め」みたいなエントリー記事がありました。

それを見て、起業は思っているよりも少額小規模でできることを知り、店舗を探してみたら1人暮らしと変わらないぐらいの家賃のところも実際あって。「自分でお店をやったら自分のペースでやっていける」「起きれたときに店を始めればいいし、休みたいときに仕事を休めばいい。最低限、自分が死なない程度のお金を得ることができればいいかな」と思って。

そこから、「喫茶店をやるか」「やってみようか」みたいな流れです。

■起業して自分と同じ思いを抱える人の存在に気付いた

――お店のオープンは今年の3月だと聞いてます。

えもい:当時住んでいたところが学生マンションだったので、今年の3月に出なくちゃいけなかったんです。「家も職もないのはさすがにマズいだろ」と、ちょっと焦り始めて。

そこから、「起業のためにとりあえず自分の声を発信していこう」と思って、Twitterとブログを始めたところ、出資者になってくださったカイリューの木村さんが現れたんです。それが1月の半ばくらいで、事態が大きく動いた結果、2カ月ほど経った3月1日に開店することになりました。

――よく言われることですが、「自分の足で生きる」って決意、少し怖く思うことってありますよね。しかも、ここまで早く事が進んでしまうと、起業や激変する環境に不安感とか大きいんじゃないかと感じました。

えもい:起業に関しては、自分は守るものが特にない、別に扶養する家族もいなければ、守るべき肩書もない上、木村さんも「別にスッちゃってもいいよ」とおっしゃってくれていたので。

正直、起業は「ダメなら止めればいいか」っていう感じで始めていました。取りあえず借金さえしなければいいわけですから。

この先の不安ですが、正直考えたらキリがないです。だけど、どうなるかなんて誰にも分からないので、「とりあえず今日も生きて、明日も死なずに生き続けていって、気付いたら5年、10年たってました」ってなってればいいのかな、って感じますね。

――今までのお話でいろいろな人の支えがあったことが分かりました。お店を開く前と後とで、人に対する思いって変わったりしましたか? こうして店内を見ても、「ブログ見てファンになりました」とのコメントが貼ってありますけど。

えもい:1月にブログやTwitterを始めるまでは、孤独にやっていた気がします。具体的にメッセージを発信するようになってからは、たまたま拡散されたっていうことも手伝い、いろんな人が見てくれ、応援してくれているっていうのをはっきり感じます。

店を始めて、「自分と同じようなことを思っている人がやっぱりいるんだな」「これだけ多くの人が支援してくれている」と実感させられました。

――「同じこと」っていうのは、具体的にはどういう?

えもい:「就活がつらい」「働くのつらい」もそうですし、ここにうつ病の話をしにいらっしゃる方とかも結構いて。

それでも、みんな何とか生きていかなきゃいけないわけで。「そこに向き合って、みんなやっているんだな」とは思います。

正直、Twitterとブログも最初の頃、「無に向かって発信」しているというか、ただ全力で壁に投げているという感じだったんです。「発信してどうなるんだろう…」と思ってたんですけど、最初にブログへコメントしてくれたのがおりんさんで。

――そうだったんですね!

えもい:おりんさんのコメントを見たときはビックリしたというか。もちろんうれしかったんですけど、それよりも「本当にこうやって見てくれて、思ってくれている人がいるんだなぁ」と驚きましたね。

――おりんさんは、そのときに何を書いたのか、どういう気持ちだったのか、覚えてますか?

おりんさん(以下、おりん):元々、私も去年の夏ぐらいにphaさんの本を読んでて。

そのときは都内で看護師をしていたけど、激務というのもあってうつになってしまい、鹿児島の実家に帰って療養中だったんです。毎日「もう死にたいな」という気持ちばっかりしかなくって。でもphaさんの本を読んで、「あ、こういう生き方もあるのか」と気付いて。

だけど、自分には才能もないし、学歴もないし、phaさんみたいな生き方をマネできるかって言われるとかなり難しいなと思い、ただ何となく憧れているだけでした。

で、その辺りからいろいろフォローしていって、私も「しょぼい起業の薦め」のブログを1月ぐらいに見て。「あぁ、いいなあ」と思いながらも、鹿児島で起業したとして、周囲に人もまずいないですし。頭でぼやぼや「やりたいんだけどな」と考えてたんです。

そしたら、「しょぼい喫茶店」をやってみるという人が出現して、「うわぁ、これだ!」と。お店のネーミングからめちゃめちゃ惹かれましたね。「東京でダメになったから、もう二度と東京には戻らない」って自分の中で決めてたんですけど、でもものすごく惹かれるというのもあって。で、何日か迷った後でコメントしました。

――本当に大きな決断でしたね…。

おりん:別に労働意欲は高くないんです。ただ、「毎日死にたい」「もう明日なんて来なくていい」って思いながら過ごす日々が本当に地獄みたいにしんどくって。

そんな毎日送るぐらいだったら、何も失うものもないし、飛び込んでみようと思いました。えもいてんちょうが書いてるブログやTwitterを見て、「自分にはもう何もないわけだから、身一つで飛び込もう!」じゃないですけど、「こんな毎日をもしかしたら断ち切れるかもしれない」という希望を、光をちょっと感じたっていうか。

そこで、自分がこういう仕事をしていて、こういうことができて、でも今こういう状態だということをコメントした上で、「『しょぼい喫茶店』にものすごく惹かれたので、ここで働きたいです」という趣旨のお願いをしました。

■「明日も死なないように生きること」が目標

――おりんさん、ありがとうございます。そうしてできたお店の名前の由来と、目指す先を聞いてもいいですか?

えもい:最初のうちは、「ショボい起業の薦め」から「しょぼい喫茶店」って漠然と言ってたんですけど。

目標を聞かれたときは、「明日も死なないように生きることが目標」って言ってます。当たり前のことを当たり前にできなくても、普通のことを普通にできなくても十分生きていけることが分かれば、もっとみんな楽に生きられるし、自分ももっと楽に生きられるし、それでいいのかなって。

この店が継続していくことで、それを証明できればなと今は感じてますね。

――これまで伺ったような生き方って周囲の反対が結構あると思います。

えもい:親は最初反対してました。親も自営業だったので、どれだけ大変かって分かっているからいろいろ言われたんですけど。でも、「親くらい説得できなくて、店はやっていけんだろうな」って気持ちもあったので、感情的にならずに取りあえず説得して。

――お母さまから「就活の時より何倍もいきいきしてる息子が見られて嬉しい」って言われたことを伝えるツイートが印象に残っていて。

えもい:あれは、店の保証人のハンコを押してもらおうと実家に帰った際、ただ「保証人になってくれ」とは言えなかったので、今までの経緯と現在の計画の状況を説明していってて。

そういう姿が、「就活やりたくない、やりたくない」って言っている頃の自分より、母には生き生きしているように見えたんじゃないかなと。

母なのですが、開店の直前に1回来てくれて。「取りあえず、あんまり気負わず頑張れ」「ダメなら実家に帰ってくればいいから」といった感じでしたね、そのときの反応としては。

――そんなお母さまの反応に触れてみて、どうでしたか?

えもい:1年留学させてもらって、大学も5年間通い、お金もかけてもらって。なのに、「いいところに就職」どころか、「就職もままならず」っていう状況だったから、親に申し訳ないっていう気持ちが本当にずっと強くあって。

だけど、結果的にそう言ってもらえたのはうれしかった、というか、よかったなと実感しています。

■中途半端とは“全然立派じゃなくていい”ということ

――就活で苦しんでいる、心が折れそうになっている人がたくさんいます。

えもい:自分が言えるのは、就活うまくいかなくて就職できなくても死なずに生きていけるし、毎日すごい楽しい。必死に「周りに合わせよう、合わせよう」と思って自分を殺すよりは、自分の幸せを自分で決めてそれに向かって素直にやっていくのがいいんじゃないかな、と思いますね。

就活できなくても、就活無理でも死なないので。自分は、「死なないこと以上に大事なことなんてこの世にない」と思っているので。

――えもいてんちょうさんがブログに綴った言葉で、「中途半端な奴らが中途半端なまま生きることが許される小さな社会を作りたい」という一文に心動かされました。

えもい:「普通のことを普通にするのがつらい」状態にいるとして、それを独りで考えていてもひたすらつらいだけですよね。

だけど、こういう場で「朝起きるのつらいよね」「仕事だるいよね」って言い合っていれば、ちょっとだけ軽くなるというか、閉塞感がなくなる感じがしますから、そういう場所を作りたい。

一番は、“小さな経済圏”をうまく作れていければいいなと。お店をやって、お金をもらった上で、本当に何かやりたいとか何か困っているって人にちょっとずつお金をあげる。そのお金をもらった人がまた誰かにあげたり、逆にこっちへ返してくれたりといった調子で、経済的な循環が少しずつできていくと面白いのかなと思ってます。

質問の答えですが、「中途半端」というのは、すごくなくていいというか、あまりつらさを感じずに生きることができればなってことなんです。

――「無理やりにサラリーマンにならなくていい」とか、「無理やりにいい働き手にならなくていい」とか、そういうニュアンスでしょうか?

えもい:そんな感じです。全然立派じゃなくていいというか。立派な何かにならないと、ってなったら、自分でもつらさを感じてしまいがちだけど、そういう人たちがちょっと集まっていれば、何となくそういうつらさも共有できて軽くなるのかなっていう趣旨ですね。

――そういう人たちで一緒になってやっていく、生き抜いていくということですね。以前にも増して、周囲の人とのかかわりっていうのが重要だという。

えもい:取りあえず、最初は自分が死なないためと思ってたんですけど。今もそれは変わらないんですけど、結局自分が死なずに生きることで誰かの希望になれるかもしれないな、というのは最近思い始めましたね。

―― “逃げ場所”ってやっぱり重要ですか?

えもい:重要だと思います。「マズいな」と感じたときに、逃げられる場所がなるべく複数あるのが大事。

おりん:逃げ場をひとつに絞らないのもかなり重要かなと思います。

何かつらいこととか、しんどいことに見舞われたとき、「もうここしかない!」ってなっちゃうと、本当に狭い「トンネル」の中にどんどん入り込んじゃうので。

だから、自分の中で「ここも、ここもある」っていうのが何個かあると生きやすいのかな、生きづらいのがちょっと楽になるのかなと思ってます。人とゆるく広くふんわりつながってるのが大事だなと。

――このお店もそのうちの一つということですか? 誰かにとっての逃げ場所なんでしょうか?

おりん:そうですね。自分たちにとっても逃げ場所です。

しょぼい喫茶店

住所 :
中野区上高田2-54-8 2F(向かいは黄色い看板の鳥肉専門店)

営業時間 :
昼から夜くらいまで(Twitter店舗公式を要確認)

Twitter :
しょぼい喫茶店 公式(https://twitter.com/shobokitsu)

えもいてんちょう(https://twitter.com/emoiten)
おりん(https://twitter.com/owajourney)

(引用元:livedoor news)

ASUS、Core i7とGeForce GTX 1070を搭載するノートPC「ASUS ROG、Zephyrus M(GM501)」を発表

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ASUSのゲーミングシリーズ「ROG(アールオージー:Republic of Gamers)」は、台湾にて第8世代インテル Core i7-8750HとNVIDIA GeForce GTX 1070を搭載した世界最薄のゲーミングノートPC「ROG Zephyrus M」を発表した。日本での発売は未定。

Zephyrus Mは、16GBのDDR4 2666MHzデュアルチャネルメモリ、第8世代インテルCore i7-8750HとGeForce GTX 1070グラフィックスを搭載し、ゲーミングデスクトップレベルの性能をゲーミングノートPCで実現した。また、最大512GBのM.2 NVMe PCIe 3.0 x4 SSDと1TBのSeagate FireCuda SSHDの最先端のストレージにも対応する。

Zephyrus Mは、リフレッシュレート144Hz、応答時間3msで、NVIDIA G-SYNCテクノロジーを採用したIPSレベルの15.6型の超高速液晶ディスプレイを搭載しており、カクツキのない、驚くほど滑らかな画面表示を実現した。NTSC比72%の広色域に対応し、高いコントラスト表現と色再現を可能にした。また、ワイドビュー技術により、最大178°の視野角でも色を忠実に表示する。

最先端のAASにより、Zephyrus Mは性能を損なわずに低温・静音動作が可能。天板を開くと、高さ9mmのエアチャンバーにつながる底面の通気孔が姿を現す。従来設計のノートPCと比較して、通気スペースは20%、エアフローは最大32%向上し、内部温度は最大20%低減した。

4象限防塵設計により、ホコリなどがシステムに入り込むのを防ぐ 。また、特許を取得したAnti-Dust Coolingシステムで、ホコリなどをトンネルから排出して放熱フィンにホコリが堆積することを防ぎ、システムの安定性と寿命を高めてくれる。2つの高性能デュアルアウトレットファンが、超薄型フィンから風を送り、独自のヒートパイプ構造で、CPU、GPU、コンポーネントを個別に冷却する。

Zephyrus Mは、ROG独自のソフトウェアにより、OptimusモードとDiscrete Graphicsモードの切り替えが可能だ。Optimusモードでは、NVIDIA G-SYNCを無効にし、Wi-Fiでインターネットを閲覧したときのバッテリー駆動時間を最長6時間に延ばしてくれる。一方、G-SYNCを利用可能なモードでは、GeForce GTX 1070の性能を最大限に引き出し、最高のゲーミングエクスペリエンスを提供する。どちらのモードもROG Gaming Centerから簡単にアクセスできる。

Aura Syncにより、発光パターンをカスタマイズし、ゲーミングマウス、ヘッドセット、キーボードなど、他のAura Sync対応周辺機器と同期できる。Aura Syncでは、「Color cycle」、「Music effect」、「CPU temperature」など、独自のプリセット発光モードに加えて、独自の配色を設定することも可能だ。

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(引用元:livedoor news)

「私もあれ受けたい」 澤穂希氏が絶賛した川澄奈穂美の武器

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7日、なでしこジャパンは、ヨルダンで開幕するAFCアジアカップ(2019年フランス女子W杯アジア最終予選)でベトナム女子代表を対戦する。高倉麻子監督就任後、23試合を戦い11勝3分9敗と思うような結果が出ていないなでしこジャパンにとっては、W杯出場に一抹の不安が残る。

そんな折、先月19日、なでしこジャパンに川澄奈穂美(シアトル・レインFC)が招集された。世界一を知るベテランは、シアトルレインでも昨季24試合に出場し、6ゴール9アシストと高いパフォーマンスを維持し、結果を残している。

なでしこジャパン復帰直後のガーナ戦でも、試運転といっていい後半の途中出場ながら正確で鋭いクロスを連発。その一本は鮫島彩のゴールを呼び込んでいる。

すると3日、テレビ朝日「報道ステーション」では、「澤分析 川澄奈穂美(32)チームにもたらした武器」として、元なでしこジャパンの澤穂希氏が川澄効果について解説した。

「川澄選手1人いるいないで、チームの雰囲気だったりとか試合の流れがすごく変わる。すごく重要な選手の1人」と太鼓判を押した澤氏は、得意のクロスについても「精度もすごく高くて、どんどん仕掛けてクロスあげて欲しいなと思います」と期待を寄せた。

さらに、「自分がディフェンスだったら嫌なところに正確に入ったクロスは魅力的でした」という澤氏。ガーナ戦で見せたアシストでは「私もなんか、『あれ受けたいな』って正直思っちゃったくらい」と目を細めた。

(引用元:livedoor news)