「信用を貯め、お金の回収は後回し」キングコング・西野亮廣が考える経済学

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4日放送の「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、ビジネスに関する持論を語った。

番組では「“貯金”から“貯信”の時代へ…キンコン西野流 未来の歩き方」と題し、これまで西野が展開してきたビジネスを振り返りながら、西野の魅力に迫った。

西野は2015年に、絵本を分業で制作するためクラウドファンディングで資金集めをし、約1万人から5600万円の資金を調達して絵本「えんとつ町のプペル」を完成させた。異例の34万部という発行部数を達成したが、クラウドファンディングを活用したことへの批判を受けてしまう。

さらに、もっとも「炎上」した出来事が、絵本の中身をネットで無料公開したことだったそう。西野は現代の母親たちの「忙しくて自由に使えるお金も時間もない」という部分に着目し、「100万人の目に触れればそのうちの数万人は中身を信用して買ってくれるはず」という考えから、無料公開したのだとか。結果、無料公開した翌日のAmazonの売上ランキングでは1位になったという。

こうした行動は「信用を貯め、お金の回収は後回し」という西野流の経済学に基づくものだそう。これまで西野がクラウドファンディングで集めた資金は総額1億円に達するとのこと。

また密着VTRでは、心臓病で外出できない男の子から「絵本展の出前」を嘆願するビデオレターを見せられた西野が、男の子のために開催を即決する場面もあった。その15日後には、わずか10人のために絵本展が開催されたのだった。

その人並み外れた行動力に、番組では「彼の本当のすごさはアイデアを実行に移すスピード感にある」と伝えていた。

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(引用元:livedoor news)

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