日本が「借金大国」に陥った理由…64年東京オリンピックを機に国債が増額

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13日放送の「週刊ニュース深読み」(NHK総合)で、日本が現在、多額の借金を抱えている理由が紹介された。

番組では、「大丈夫?“借金大国”ニッポン」と題し、日本の財政状況を取り上げた。2019年3月末(見込み)での日本の国債発行残高は883兆円で、国の財政が借金頼みの状況であることを伝えた。

スタジオでは、これまで国の財政の収入(税金)と支出(社会保障、公共事業など)がどのようにバランスをとられてきたかを解説。戦後しばらくは借金を認めない「財政法」により均衡が保たれていたが、1964年の東京オリンピックを機に支出が増加した分、収入を増やすために公共事業のみ国債の発行が認められることとなった。

さらに人口増加で社会保障などの支出が増えた分、毎年特例法で国債が容認されて増加。その後、バブル景気で一旦は税収が増えるも、バブル崩壊でさらに国債は増えていったという。

現在は、医療・介護など社会保障費が膨らむ一方、少子化対策など将来への投資に予算を確保する必要があるというのだ。支出の増加に合わせて国債が発行される現状に、出演者からは悲鳴が上がった。

国債の出処について、NHK解説委員・神子田章博氏は「大部分は私たち日本国民から借りている」「(国の借金を)返すのは後の世代(の税金)」とコメントしていた。

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(引用元:livedoor news)

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