「食うか食われるか」「みんな敵になってしまう」 関口宏が現代社会に悲観的意見

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7日放送の「サンデーモーニング 新春SP」(TBS系)で、関口宏が、現代社会について「相手がみんな敵になってしまう」などと悲観した。

番組では、資本主義体制の行き詰まりなどから生じた、格差や分断で大きく揺れる現代世界の今後について、出演者たちが議論を交わしていた。

この中で、ネットニュース「BuzzFeed Japan」創刊編集長の古田大輔氏が、さまざまな問題がテクノロジーで解決されている面もあるとした上で、そこから漏れるものについては政策的な手当てが必要だと指摘。こうした政策を実現するにあたり、「人の優しさの問題だと思う」と持論を展開したのだ。

古田氏の見解に対し、関口はあきらめ気味の口調で「今の資本主義経済の中でいうと、食うか食われるかで」「相手がみんな敵になってしまうっていう考え方の中に、優しさはなくなっていってしまうんだ」と悲観的な見解を漏らした。

古田氏が、「若い世代はむしろ優しい人が増えているんじゃないかと思う」と意見すると、関口はただ一言「それはうれしいけどね」とだけ返していた。

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(引用元:livedoor news)

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