八代英輝氏 事前連絡なしの子連れ議場入りに苦言「パフォーマンスに見えて」

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23日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、弁護士の八代英輝氏が、熊本市議会議員による子連れでの議場入りに、苦言を呈した。

番組では、22日の熊本市議会で起こった騒動を取り上げ、新聞各紙が報じた内容を紹介した。「日刊スポーツ」の記事によると、当選1回の緒方夕佳市議が、事前連絡せずに生後7カ月の長男とともに議会を訪れ、議場が混乱する事態になったという。

同記事は、熊本市議会では「議員以外は傍聴人とみなす」としており、加えて、傍聴規則で「傍聴人はいかなる事由があっても議場に入ることができない」と定めているとも報じている。そこで、緒方市議は妊娠発覚直後、議会事務局に「市議会に赤ちゃんを連れてくることができないか」と相談もしていたという。だが、事務局から前向きな返答が得られなかったため、このような行為に及んだということだった。

最終的に、緒方市議が長男を友人に預け、議会は定刻より約40分遅れて開会となった。議会後に緒方市議は取材に応じ、涙を流しながら「(子育てが)社会問題になっているのに、職場では個人的な問題にされてしまう」と訴えていた。

この問題に、まず八代氏は地方議会が子育て問題に積極的に取り組むべきであり、「子ども連れでの出席」を認めてもいいのではないか、という見解を示す。

同時に、八代氏は「敢えて問題提起するために、誰にも言わずに強行しているわけですよね?」と、緒方市議の手法を疑問視。当選1回の新人議員であることを持ち出し、議会のルールをしっかりと理解した上で、こうした行動に打って出たのか、というのだ。

八代氏は続けて、「『市議会を敵に回して、涙を流す』ってところがちょっとパフォーマンスに見えて」「もっと正攻法で問題提起して、ダメだったらそれで連れていく、だったらいいんですけど」と、緒方市議の行動の稚拙さを指摘したのだった。

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(引用元:livedoor news)

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