「雰囲気が一転した」羽鳥慎一が麻生太郎氏の呼び捨てを疑問視

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16日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、キャスターの羽鳥慎一が、麻生太郎財務相の発言を疑問視した。

番組では「自民議員が猛批判“佐川事件”」と題した特集で、学校法人・森友学園への国有地売却を巡る決裁文書の改ざん問題で辞任した、前国税庁長官の佐川宣寿氏の人物像に迫った。

1982年に大蔵省(現財務省)に入省した佐川氏は、理財局長、国税庁長官を務めたが9日に辞任した。2月15日の衆議院予算委員会で麻生氏は、佐川氏について「極めて有能な役人であり、適切な人材である」と答弁していた。ところが、佐川氏の辞任後には一転、12日の会見で麻生氏は、記者からの質問に「最終責任者が理財局長(当時)である佐川になる」と話している。

こうした一連の内容を、スタジオのパネルで説明する羽鳥は「『佐川だ! 佐川だ!』ってねえ…」「一般人になると、もう証人喚問呼びづらい中『佐川だ』って」と、2月の答弁から一転した発言になっていることを疑問視した。

さらに、羽鳥は「一般人になった人を『佐川だ、佐川だ』っていう…」「これは田崎さんが普段よく言う、麻生大臣の人柄というか…性格というか…表現方法というか…」と皮肉交じりに、時事通信社特別解説委員の田崎史郎氏にコメントを求めた。

すると、田崎氏は苦笑しながらも「僕ら会社で会話するとき、他社の人と話すときは、自分の会社の人は、呼び捨てにしますよね」「だから、麻生さんの頭の中では、依然として佐川さんは自分の部下だっていう意識があるんじゃないかな」と、麻生氏が佐川氏を呼び捨てにしていたことをフォロー。

一方で、田崎氏は「(佐川氏が)民間人になられた以上、『さん』付けか、何か敬称は付けるべきだと思う」と指摘した。これを受けて羽鳥は「言いたいことは、一転したなと、雰囲気が」と、麻生氏に対する印象を漏らしていた。

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(引用元:livedoor news)

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