「ほとんどの人は痴漢に遭っている」宇賀なつみアナが女性専用車両の必要性主張

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27日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、番組アシスタントの宇賀なつみアナウンサーが、女性専用車両は必要だと訴えた。

番組では、通勤ラッシュ時の女性専用車両に男性が乗り込み騒動に発展した問題が相次いでいることを伝えた。16日の午前8時半ごろ、東京メトロ千代田線の霞ケ関駅付近で、男性3人が女性専用車両に乗り込んだ。男性たちが女性専用車両から降りなかったため騒動に発展し、一部列車に遅れが生じていた。

22日には、男性グループのひとりが、東日本旅客鉄道(JR東日本)の京浜東北線において女性専用車両に乗り込み、王子駅でトラブルを起こしている。

この男性たちは、男性差別を主張する団体のメンバーだとか。女性専用車両に自ら乗り込むことで、他の車両と変わらず男性も乗ることができることを訴えているのだという。「違法ではない」「電車が遅延するのは駅員が下ろそうとするから。悪いのは鉄道会社」などと主張している。

この問題について、スタジオでは、差別にならないように女性専用車両は「男性が乗車してはいけない」という強制力がないことを伝えた。2011年には「女性専用車両の違法性」を否定した最高裁の判例があることも紹介。

スタジオ出演者からもさまざまな意見が出る中、学生時代に毎日、女性専用車両に乗っていたという宇賀アナは「大前提として痴漢対策」と指摘する。

宇賀アナは「私の周りでも首都圏で、この時間帯で電車に乗っていて、一度も痴漢に遭ったことがない人は10人にひとりくらい」「ほとんどの人は一度は遭っていますから、そういう人たちが安心して電車に乗れるというだけで私はありがたい」と、女性専用車両の必要性を訴えていた。

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(引用元:livedoor news)

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