福原愛に初めて勝った″天才″が表舞台から姿を消した理由を告白

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3日、TBS「消えた天才 一流アスリートが勝てなかった人 大追跡」では「福原愛が人生で初めて負けた!17年無敗記録を止めた天才」として、元卓球選手・宇土弘恵氏の現在を放送。国民的卓球少女として同世代に負けたことがなかった福原をストレートで破った宇土氏が、当時の勝因や卓球選手を諦めた理由を語った。

宇土氏が福原を破ったのは、2006年に行われた高校最後のインターハイ決勝戦だ。当時のことを「愛ちゃんがインターハイに出ると聞いて絶対勝ちたいという気持ちで愛ちゃん対策を1日ずっとやって、どういうふうに戦おうかと常に考えていた」という宇土氏。福原に勝利した要因については「愛ちゃんの弱点が深いボールだと知っていたので、そこを徹底してつきました。基本的に(卓球台の)前についているタイプなので台の奥の方を狙えば(福原は)バランスを崩す」と説明した。

この勝利で一躍時の人となった宇土氏は「女王様的な気持ちになってないとは言えない。私が(福原を破った)第1号だと天狗になったというのは正直・・・」と苦笑いを浮かべたが、立命館大学に進んだ後は、さしたる結果を残せないまま表舞台から姿を消した。

「あの愛ちゃんに勝ったという肩書きで、すごく周りの人から期待された。『あの人が愛ちゃんに勝った人だよ』な感じで。なんか急に試合するのが怖くなって卓球が嫌いになったのを覚えています」と明かした宇土氏。その上で、福原については「国民の人が愛ちゃんを知ってる中で何十年とプレッシャーに耐えてきている凄さは計り知れない」としみじみ。そんな彼女は、現在卓球の指導者として働き、婚約者と卓球教室を開くことを夢見ているという。

(引用元:livedoor news)

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