エンダムとの因縁の再戦迫る村田諒太、長谷川穂積氏がキーポイントに挙げたのは…

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ボクシングの村田諒太は22日、両国国技館でのWBA世界ミドル級タイトルマッチで、5月の対戦で敗れた王者アッサン・エンダム(フランス)との再戦に挑む。16日放送、フジテレビ「THE NEWS α」では、元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏(36)が「本能」をキーポイントに挙げた。

村田は初の世界戦となった5月20日のエンダムとの前回対戦で、有利に試合を進めながら、まさかの判定負けを喫した。ジャッジが議論を呼んだこの一戦について、長谷川氏は村田が「しっかり頭を使って戦える」ボクサーであることが裏目に出たと分析した。

村田は前回の対戦で、4ラウンドにエンダムからダウンを奪った。だが、そこから仕留めきれずに判定まで持ち越され、まさかのジャッジへとつながっている。長谷川氏は村田に「本能だけでいかないといけないときもある」とアドバイスした。

仕留めきれなかったことは、村田本人も「リスペクトしすぎた」と反省している。「いったら危ないという気持ち」があったとしつつ、「本当はもっといくべきだった」「オレのミステイクだった」と悔やんでいる。

それだけに、長谷川氏は村田が自分なりに考え、計算した結果の戦い方だったことに配慮しつつ、「次はああいうチャンスがあれば『ここはいこう』と本能でいってほしい」とコメント。考えすぎにボクサーとしての本能を大切にしてほしいと訴えた。

長谷川氏いわく、今回の再戦は一言で表すなら「チャンピオンになるための試練」。王座を目指す後輩に、長谷川氏は「勝って前回の負けを経験に変えたという意味のあるものにしてほしい」「頭の良さと本能をうまくミックスさせて戦ってほしい」とエールを送った。

(引用元:livedoor news)

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