野村克也氏、ノーヒットノーラン達成の菅野智之を絶賛 「ピッチングと会話できる」

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14日放送、TBS「S☆1」では、元プロ野球監督の野村克也氏が、クライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージ第2戦をぼやき解説。ノーヒットノーランの偉業を達成した読売巨人軍の菅野智之を絶賛した。

15勝8敗、防御率2.14という成績で、勝利数、防御率、奪三振の三冠を達成している菅野。それだけに、野村氏も「7〜8割は巨人が勝つんじゃない?そこまでいっているじゃない。菅野クラスになると」と、試合前から菅野に賛辞を寄せ、巨人の勝利を予想した。

ヤクルトバッテリーは2回に本塁打で先制点を献上。野村氏は「エース菅野が投げているから、点を取ってもらえないと思って投げないと」と、不用意な球でカウントを取ろうとして被弾したことに苦言を呈す。「防げないホームランと防げるホームランがある。今のは典型的な防げるホームラン」

一方で、菅野には「本当に良いコントロールしている」と感嘆。「ピッチングと会話できる投手」「これ以上楽しい投手いない」「オレも引退したけど、(球を)受けてみたくなる投手」と、相次いで賛辞を寄せる。

それだけに、巨人がリードを2点に広げると、野村氏は「もう放送中止したら?編集が楽でいいじゃん」と冗談を飛ばし、さらに4点差とすると「(菅野から4点取るのは)無理です。終わり。決まりました」と、勝負は決したと断じた。

4回終了時点で完全試合もあり得ると予言した野村氏だが、菅野は7回2死、四球を出してしまい、偉業達成ならず。それでも、調子を崩すことなく、CS史上初のノーヒットノーランを達成した。

野村氏は「完全試合のチャンスだったのにね。惜しい。めったにできることじゃないから、やってほしかった」と惜しみつつ、「力で押すのではなく、打たせて取る。技巧派でもきちっとコースに投げればこの結果になるという見本のような投球」と、改めて菅野を称賛した。

(引用元:livedoor news)

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