西野朗監督は外資系に多いタイプのリーダー? “働く人”が采配を高評価 「仕事に生かせる」

20

4日放送、フジテレビ「プライムニュース α」では、ロシア・ワールドカップ(W杯)でベスト16敗退となったサッカー日本代表から一般社会人が学んだことについて報じた。

大会2カ月前の指揮官交代という異例の事態を経て、西野朗監督の下で健闘したサムライブルー。番組では、街頭インタビューで西野ジャパンに対する世間の声を聞いた。

まず評価されたのが「一体感」。ある男性「本田(圭佑)選手が起用されたタイミングとか、ビジネスと通じる部分があって、一体感が生まれてそこに何か共感できる部分はあった」と話している。

また、別の男性も「コミュニケーションしっかりとって、選手に目的意識というか、一つにまとめられた」と分析。相手への信頼やコミュニケーションは、職場でも重要だと続けた。

ポーランド戦でスタメンを6人入れ替えた大胆な采配については、「今まで起用されていなかった、でも実力のある選手を思い切って大舞台で出せるのはすごい」との声も。「指示ひとつでもっと花開く部分も出てくる」とし、「もっと任せてもいい部分とか、積極的に責任を与えてもいいのかな」と、部下の“起用法”の参考にしたいという人もいる。

別の男性は「失敗したらめちゃめちゃたたかれるだろう決断を何度も繰り返して良い結果を出したのはすごいこと」と称賛。「試合というよりも試合の手間のところで参考になった」と述べた。

ポーランド戦では、グループステージ突破のために、パスを回して時間を稼ぐ作戦が世界でも賛否両論を呼んだ。ある男性は「みんなで設定した目標に向かっていくというのが組織としての仕事目標」と指摘。「苦しい決断をしなきゃいけないところはあるが、そういうところも見習わないといけない」と話している。

また、「試合の流れを即時に判断したところがすごい勇気ある決断だった」「先を見越す力みたいなところは仕事にも生かせるんじゃないか」と、称賛とともに自身の参考にしたいという人もいた。

働く人から高い評価を受けた西野采配。経営コンサルタントの森田章氏は、西野監督のスタイルが「サーバント・リーダーシップ」だと指摘する。

メンバーに奉仕をする姿勢で、対話を重視する「サーバント・リーダーシップ」について、森田氏は「オレについてこい」というタイプのリーダーが苦手な今の若者に向いていると分析。外資系企業にも同様のタイプのリーダーが多いと明かした。

(引用元:livedoor news)

0

20 コメント

Comments are closed.