大谷翔平の投球フォームに違和感、斉藤和巳氏が分析

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17日、エンゼルス・大谷翔平がロッキーズとのオープン戦に登板するも、2回を投げ7失点。4度目となる実戦でも、さしたる結果を残せなかった大谷を沢村賞投手はどう見るのか。

同日、テレビ東京「SPORTSウォッチャー」では、元福岡ソフトバンクホークスのエースで2度の沢村賞を獲得した野球解説者・斉藤和巳氏が行った現地取材の様子を放送した。

まずはキャッチボールを行う大谷の投球フォームをチェックした斉藤氏は「距離をとってからは右足が効いてないかなって感じはします」と違和感を示すと、「そういう時は(ボールが)高めに抜けてるもんなぁ」とも。

その原因を大谷が昨年手術した右足首にあるとした斉藤氏は、「リハビリを経て無意識にかばって、それが癖付いてしまったりっていうのも少なからずあると思う」と分析。ブルペンでの投球を見た上でも「しっかり右足が使えてない分、そういう仕草も見受けられた。実際映像で見比べてもらうとわかると思う」などと語った。

すると斉藤氏は、現在のフォームを「右足が(プレートを)離れるのが早くて、左の踏み込みがすごく浅く感じたり。投球フォーム全体に躍動感が少し欠けている。手先でコントロールしてしまう状況を作ってしまっている。なかなか彼本来のボールの威力だったり、コントロールが難しくなってしまう」と説明した。

またロッキーズ戦での投球については、「まだメジャーっていうところのマウンドであったりボールであったり環境に対応しきれていない」と所感を述べた斉藤氏は、「一つ一つのボールをしっかり投げ切れれば、メンタルも含めてメジャーで成功するものを持っている。それを出せるかどうか」と大谷の課題をあげた。

(引用元:livedoor news)

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