ビッグローブの格安SIMが「BIGLOBEモバイル」としてリニュアル!YouTube見放題などのカウントフリーサー…

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ビッグローブが格安SIMを「BIGLOBEモバイル」としてリニューアル!好調のカウントフリーサービスで攻める


先日「いまさら聞けない”格安スマホ”や”格安SIM”とは?」と題して華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)のセミナーにおいてKDDI傘下となった仮想移動体通信事業者(MVNO)のビッグローブが提供する携帯電話サービス「BIGLOBEモバイル」( http://join.biglobe.ne.jp/mobile/ )について「通信量をカウントしない“カウントフリー”サービスを提供」と紹介した。

MVNOが提供するカウントフリーサービスは、主にSNSやメッセンジャーアプリをよく利用するユーザー向けだが、「LINEモバイル」や「J:COM MOBILE」などのように自社が提供する音楽配信サービスやビデオ・オン・デマンドサービス(VOD)に関してカウントフリーサービスを行うものもある。

一方で、ビッグローブではカウントフリーサービスをこれまで有料の「エンタメフリー・オプション」として提供し、「YouTube」や「AbemaTV」、「Google Play Music」、「Apple Music」、「Spotify」、「AWA」、「radiko.jp」、「Amazon Music」、「U-NEXT」といった多くのエンターテイメント系サービスに対応してきた。

そういった中でビッグローブでは9月29日に新たにMVNOによる携帯電話サービスを従来の「BIGLOBE SIM」や「BIGLOBE 3G・LTE」などから「BIGLOBEモバイル」に統一し、コーポレートロゴを一新するなどサービスを刷新した。今回は9月29日に行われたの発表会から特にカウントフリーサービスやTV CMで展開する「SIM替え」について紹介していく。

ビッグローブが提供する特定の動画・音楽をカウントしないエンタメフリー・オプションは、音声通話SIM契約で月額480円、データ通信SIMの場合は月額980円のオプション契約が必要だ。

とはいえ、YouTubeを数日視聴するだけで、あっという間にパケット定額の上限に達してしまう。こうしたことから特定のサービスでパケット通信を多用するユーザーは、エンタメフリー・オプションに加入した方が速度制限を気にすることなく快適に利用できるという仕組みとなっている。

従来はエンタメフリー・オプションは月間6GB以上のデータ通信容量プランを対象に加入できるという内容だった。しかしながら、9月29日のリニューアル後は、月額料金が1,600円の音声通話SIM付きの3ギガプランとエンタメフリー・オプションをセットにして24ヶ月間100円引きする1,980円の「エンタメSIM」も提供している。

”イチキュッパ”と言えば、格安SIM市場において他社でも価格訴求に使っている金額だが、BIGLOBEモバイルは動画サービスや音楽サービスをよく使うユーザー向けとして価格訴求をする。

さて、格安SIMで気になるのが通信速度だ。特にエンタメフリー・オプションを多くのユーザーが利用した場合、多くのトラフィックが発生してサービス全体における慢性的な速度低下や動画が途切れるなどの問題が起こりうる。

そこでトラフィック制御技術によって、動画再生時のバッファリングには帯域を多く割り当て、バッファリング後は帯域を抑えるようにする。これによって例えば動画視聴を途中でやめた場合、先読みのための無駄なトラフィックが軽減できるなどのメリットがあるようだ。

また通信速度が低下した場合にはバッファが枯渇し動画が途切れてしまう。そこで動画が途切れないようにするために、回線の動的速度制御を行い、帯域の割り当てを変更しながら枯渇データを再バーストするのだという。

このようなトラフィック制御技術を使ってまで提供するエンタメSIMを推す理由はなんなのだろうか?

同社が行ったアンケートによると、スマートフォン(スマホ)を積極的に買い換えるという回答は6.5%であるのに対して、長く使いたいという回答が35.8%もあったのだという。

さらにスマホをそのままで、毎月3,000円安くなるならSIM替えしたいという回答が66.8%もあり、こうした潜在ユーザーをターゲットとしているのが新しいBIGLOBEモバイルなのだ。一般層の格安SIMへの認知度が低い一方で、MVNOの数が飽和状態にある現状ではこうした戦略が重要となる。

また、SIMロック解除に関するガイドラインが改正されたことから、同社ではこのSIM替え市場が成長すると見ている。例えば、本体価格が高騰するiPhoneなどの場合、2年サイクルで買い換えないユーザーも今後増えていく可能性がある。

これまでパケットを多く使用するヘビーユーザーはマニアックなイメージだったが、いまや普通にYouTubeを観てSpotifyなどで音楽を聴くことは当たり前となりつつある。いわゆる一般層のヘビーユーザー化に対して、同社はエンタメSIMを訴求するというわけだ。

【BIGLOBEモバイル発表会を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/avvR2dcUoqw

【染谷将太さん、池松壮亮さん、山本美月さんのゲストトークセッションを動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/RwZExv578PE

今後、MVNOは価格だけではなく、増加するヘビーユーザーに対してどうやってサービスを割り当てていくのか、それが訴求の鍵となりそうだ。

記事執筆:mi2_303

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(引用元:livedoor news)

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