オンラインサポート「My au」にてau回線を伴わないSIMロック解除が手数料無料で可能に!中古スマホで試…

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中古購入などのau回線を伴わない製品のSIMロック解除を試してみた!


既報通り、KDDIが携帯電話サービス「au」にて販売したスマートフォン(スマホ)などの製品についてau回線契約を伴わない場合(au解約後や中古購入を含む)のSIMロック解除をオンラインサポート「My au」で2020年4月6日(月)から行えるようになっています。

auでは2019年9月1日より中古購入などの回線契約を伴わない場合のSIMロック解除に対応していましたが、これまでは「auショップ」(直営店およびPipitを含む)のみでの対応で、解除にかかる費用は既存の製品と同様に1台あたり税抜3,000円(税込3,300円)が必要でした。

今回、My auから中古購入などのau回線契約を伴わないSIMロック解除に対応したことで、手数料無料で行えるようになりました。そこで本記事では実際に中古で購入した「Xperia X Performance SOV33」をSIMロック解除してみましたのでその手順などを紹介します。

My auでSIMロック解除を行う場合は「SIMロック解除」( https://my.au.com/aus/au-support/sur/SUR001W001/SUR0010001BL.do?agdt=2&mauth= )の項目から実施します。受付時間は09:00〜21:30までで、対象製品は2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応機種であること、ネットワーク利用制限中でないことなどとなっています。

そのため、特に中古で購入する場合には上記のページからネットワーク利用制限中でないことをしっかりと確認してから購入してください。上記のMy auのSIMロック解除ページにスマホやパソコンなどからアクセスし、My auにIDとパスワードなどを入力してログインします。

au回線を伴わない製品のSIMロック解除は「その他の製品」部分をタップすると、「SIMロック解除したい機種の情報を入力してください。」と表示されてその下に「IMEI/MEID(端末製造番号)」を入力できるようになっているので入力します。

さらに再入力部分にも同じく入力して「次へ」をタップします。確認画面が表示されるので、確認して「解除の理由」を選んだら「この内容で申し込む」を押します。なお、解除の理由は単なるアンケートなので何を選んでも問題はないでしょう。


確認画面

解除の理由は選択式

申込が完了すると「SIMロック解除の手続き(メール送信完了)」画面が表示され、au IDに登録してある連絡先メールアドレスに「[My au]SIMロック解除登録2段階認証のお知らせ」という題名のメールが届くので、メール内に記載されているURLをタップします。

なお、メール内に記載されているURLを15分以内に表示しないと申込が無効になって再度申し込まないといかないのでご注意ください(筆者は申込完了画面を良く見てなかったため、メールが送信されているのに気づかず、1度目は無効になってしまい、再度やり直しました)。


申込完了画面

SIMロック解除登録2段階認証のお知らせメール

メール内に記載されているURLにアクセスするとようやく「手続き完了」となります

手続きが完了したので、Xperia X Performance SOV33にNTTドコモ回線の仮想移動体通信事業者(MVNO)である「0 SIM by So-net」のSIMカードを装着

SIMロック解除の手続きが完了したらスマホなどでロック解除を行います。Xperia X Performance SOV33ではau以外のSIMカードを装着して起動し、設定から「端末情報」→「機器の状態」→「SIMのステータス」→「SIMカードのステータス」にて「更新」を押すと「SIMロックステータス」が「許可されています」になり、SIMロックが解除されます。

なお、iPhoneシリーズやiPadシリーズではロック解除作業は必要なく、手続きが完了したらSIMカードを装着するだけでOKです。ただし、データ通信などを行うにはMVNOではプロファイルの導入などが必要ですのでご注意ください。この辺はMy auでのSIMロック解除かどうかは関係ありませんが。


端末情報からSIMカードステータスに行ってSIMロックを解除。手順は取扱説明書( https://www.au.com/content/dam/au-com/static/designs/app/publish/torisetsu/pdf/sov33_torisetsu.pdf )に記載

NTTドコモのネットワークで接続されています。なお、0 SIMなので別途、データ通信を行うにはアクセスポイント(APN)の設定が必要

APNの設定を行って実際にXperia X Performance SOV33で0 SIMでChromeブラウザーでインターネット接続してみたところ

SIMロック解除をしてみたものの、iPhoneやiPadなら対応周波数帯が各社共通となっているため、auで販売していた製品をSIMロック解除して他のNTTドコモやソフトバンクで利用しても問題はありませんが、Androidの場合には製品によって対応周波数が異なるので厄介です。

Band 1やBand 3は多くの製品で使え、各社で提供されているので使えないということはありませんが、例えば、Xperia X Performance SOV33であれば、4GにおいてはNTTドコモ回線で使うならBand 19やBand 21がありませんし、ソフトバンク回線で使うならBand 8やBand 11がありません。


SIMロック解除をしたときの対応周波数帯は「SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧 | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | au」にて確認可能。なお、Xperia X Performance SOV33については「2016年12月8日配信のビルド番号35.0.D.2.25以降のソフトウエアにアップデートを実施された場合に対応」と記載

そういう意味では快適に使うならau回線またはau回線のMVNOが良いとなり、au回線のMVNOについては現在はSIMロック解除をしなくても使えるため、国内での利用についてはSIMロック解除の必要性は下がっているように思います。

とはいえ、過去にauを使っていたものの、現在はNTTドコモやソフトバンク(のMVNOを含む)を使っているというケースなどではSIMロック解除は必要ですし、中古で購入した製品でも手数料無料でSIMロック解除が店舗に行かずに手軽に行えるようになったのは嬉しいところです。

記事執筆:memn0ck

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(引用元:livedoor news)

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