楽天モバイルがMNOによる携帯電話サービスを10月より5000人の「無料サポータープログラム」として提供開…

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楽天モバイルのMNOは「無料サポータープログラム」としてスタート!


楽天モバイルは6日、都内にある楽天本社の楽天クリムゾンハウスにて「携帯キャリア事業についての記者発表会」を開催し、携帯電話サービス「楽天モバイル」( https://mobile.rakuten.co.jp )において移動体通信事業者(MNO)としてのサービス受付を2019年10月1日(火)に開始し、まずは5000人を対象に音声・データ通信を無償で利用できる「無料サポータープログラム」( https://mobile.rakuten.co.jp/rn/ )を実施すると発表しています。

期間中に提供されるサービスは国内通話およびデータ通信、国際通話、国際ローミング、SMSですべてが無料となります。なお、その後、対象者を順次数万人へ拡大する予定で、無料サポータープログラムでネットワーク品質の安定性が確認された場合に本格サービスの提供を開始する見込みだとのこと。

正式サービスの時期は現時点では未定で、発表会に登壇した楽天 代表取締役会長兼社長 最高執行役員で楽天モバイル 代表取締役会長も務める三木谷 浩史氏は「1ヶ月後かもしれないし、来年3月になるかもしれない」と説明していました。なお、正式サービスはまず一般ネット受付を開始した後、順次リアル店舗でも展開していくとしています。

無料サポータープログラムは楽天モバイルの公式Webサイトで募集され、募集期間は2019年10月1日(火)0:00から10月7日(月)9:59までで5000人を超えた場合には抽選となり、申し込みをした人には10月11日(金)より順次、メールで案内が送られるので契約情報登録および本人確認ができ次第、10月13日(日)より順次購入製品および専用SIMカードが発送されます。

対象者は東京都23区および大阪市、名古屋市、神戸市に住んでおり、満18歳以上の人で、新規契約または他社から乗り換え(MNP)となっており、条件として品質テスト/アンケートに回答すること、楽天モバイルの回線に対応した製品を利用することとなっています。楽天モバイルの回線に対応した製品を持っていない場合には購入する必要があります。

なお、提供期間は2020年3月31日(火)までを予定していますが、それまでに正式サービスが開始された場合には無料サポータープログラムは終了となるとのこと。ただし、正式サービス開始後も3月31日まで継続利用する場合は品質テスト/アンケートに協力する対価として通信料金と同額程度の報酬が支払われるとしています。

楽天モバイルのMNOによる携帯電話サービスは2019年10月より全国で利用でき、楽天モバイルのネットワークサービスエリアは「東京23区、名古屋市、大阪市および兵庫県の一部」となり、これ以外の地域においてはKDDIおよび沖縄セルラー電話による携帯電話サービス「au」とのローミングとなります。

ただし、au回線のローミングは協定に基づいてトラヒック混雑エリアを除いて提供されるとのこと。また楽天モバイルのネットワークサービスエリアの詳細は9月24日以降に公式Webサイトで公開する予定で、提供エリアは順次拡大していく予定となっています。

au回線のローミングは2026年3月末までを予定しており、その期間内に楽天モバイルは自社で全国ネットワークの構築を着実に進め、完成した地域から順次、自社ネットワークへ切り替えを行っていくとしています。すでに当初の計画から遅れが生じているとして総務省より指摘されていますが、発表会では「現在は遅れを取り戻しており、順調に進んでいる」としていました。

記事執筆:memn0ck

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(引用元:livedoor news)

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