東日本大震災被災地自治体へドコモグループ社員が各種物品を寄付!宮城県名取市・亘理町で「東北応援社…

20

NTTドコモが図書館児童コーナー用家具などを震災被災地へ寄付!


NTTドコモのグループ会社は各社で「東日本大震災」からの復興支援策のひとつとして、グループ会社の社員有志による「ドコモ東北応援社員募金」によって被災自治体への寄付活動を行っており、中でもNTTドコモ東北支社は今年6月19日に2018年度の寄付先自治体を発表しています。

そして同社は12月14日に宮城県亘理町の吉田保育所へ鉄棒を、12月20日に宮城県名取市に同月19日オープンしたばかりの新名取市図書館へ児童コーナー用家具を贈呈しました。そこで今回は亘理町および名取市で行われた式典を取材してきましたので、贈呈の様子と贈呈物品を紹介します。


名取市への目録贈呈

ドコモ東北応援社員募金は、賛同したドコモグループ社員有志(2018年度は約8200人)が毎月311円を寄付し(毎月の給与から天引き方式)、集まったお金でさまざまな自治体への寄付を行う試みです。2018年度は総額5,900万円規模の寄付になるそうです。今回紹介する2つの事例はその一部となります。


JR名取駅前4階建てビルの2〜3階が新名取市図書館に

寄贈された大型書籍を格納できる書架

寄贈された機関車型の道具箱

家具には「ドコモ東北応援社員募金」による寄付とのプレートが

12月20日には名取市増田公民館(19日にオープンした名取市図書館と同じビル内)にて行われた「新名取市図書館開館記念式典」にて児童コーナー用家具の贈呈が行われました。

名取市図書館は東日本大震災当時築53年の建物に甚大な被害を受けてしまいました。震災から2ヶ月後には自動車図書館や書庫を利用して臨時開館、そして年内にプレハブでの仮オープンを行い、やがてはユニセフやカナダの支援によるどんぐり子ども図書室、どんぐり・アンみんなの図書室という形で復旧を行ってきましたが、12月19日にJR名取駅前の複合ビルへと移転オープンとなり、駅前のペデストリアンデッキから徒歩1分で直接行ける交通至便な図書館に生まれ変わりました。

その真新しい図書館の児童コーナー用に、大きな赤い屋根の家形家具(中で子どもが遊びながら本を読める)、大型書籍を格納できる書架、機関車型の道具箱などの温かみのある家具が「ドコモ東北応援社員募金」にて寄付されました。オープン間もない新図書館ではさっそく子どもたちが家具を活用しながら、読書や遊びを楽しんでいました。


亘理町への目録贈呈

吉田保育所へ寄贈された鉄棒

12月14日には亘理町の吉田保育所へ鉄棒が寄贈されました。東日本大震災後、亘理町内の保育所では仮設園舎などでの保育が続き、子どもたちの運動環境が十分に整っていないという問題が生じていました。そのため、今回保育所へ鉄棒を寄贈し、思い切り運動してもらおうというものです。

もうすぐ東日本大震災から8年が経とうとしており、その間日本全国で地震や台風被害も起こっていますが、東日本大震災からの復興もまだまだ道半ばです。今回のドコモグループによる寄付は震災復興へ大きな力となるもので、今後も継続的な支援が期待されます。

記事執筆:小林健志

■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX – Facebookページ
・「東北応援社員募金」の寄付先自治体を決定 – NTTドコモ地域からのお知らせ(東北)

(引用元:livedoor news)

0

20 コメント

Comments are closed.