なお、Synapticsでは今年1月にアメリカ・ラスベガスで開催されていた展示会「CES 2018」にてClear IDを披露するとし、世界5大メーカーのうちに出荷したとしていましたが、vivo Mobile Communicationsだったということになります。
CES 2018では実際に参考品としてvivo X20Plus UDが展示されており、vivo Mobile Communicationsでも発表を行なっており、既存の指紋センサーのようにスムーズに利用できていたことが伝えられています。
vivo X20Plus UD
画面内指紋センサー搭載
vivo Mobile Communicationsでは昨年6月にQualcomm Technologiesが開発した超音波式の画面の下に置くことができる指紋センサー「Qualcomm Fingerprint Sensors for Display」を搭載したスマホ「vivo XPlay 6」に搭載させた参考出展を「2017 GSMA Mobile World Congress Shanghai(MWC Shanghai 2017)」にて行なっていました。
Qualcomm Fingerprint Sensors for DisplayもSynapticsのClear IDと同様に2017年第4四半期(10〜12月)にメーカーへ提供予定としていましたが、最終的にClear IDを搭載したvivo X20Plus UDが製品化されました。なお、vivo Mobile Communicationsはこの技術を「Vivo In-Display Fingerprint Scanning Technology」を呼んでいます。
カメラは背面に約1200万画素(F1.8)+約500万画素のデュアルレンズリアカメラ、前面に約1200万画素フロントカメラを搭載。OSはAndroid 7.1.1(開発コード名:Nougat)をベースにした独自ユーザーインターフェース「Funtouch OS 3.2」を採用しています。サイズは約165.2×80.0×7.35mm、質量は約183.1g、本体カラーは黒金の1色のみ。
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