障害を負った犯罪被害者の泣き寝入り実態…加害者は行方をくらまし賠償金も支払われず

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22日放送の「NNNドキュメント」(日本テレビ系)で、犯罪に巻き込まれた被害者の泣き寝入りの実態が明かされた。

番組では、犯罪被害者に支払われるべき加害者からの賠償金の不払いが横行している現実を受けて、その実態を取材した。

・男に顔面殴打され重い障害
55歳のある男性は、2008年に暴力行為を受けて重い障害を負ったが、判決後も加害者からは1円も支払われていない。男性は脳に重いダメージを受けて、自由のきかない身体になったほか記憶障害にも悩まされている。仕事もなくなり障害者手当てで切迫した暮らしを余儀なくされた。

事故は偶発的なものだった。コンビニに立ち寄った際、男女4人と車のすれ違いざまに口論となり30代男性から顔面を激しく殴打され倒れたときに後頭部を強打。加害者の男は傷害罪で懲役3年6カ月の実刑判決を受けたほか、民事裁判で1億6000万円の賠償金の支払いを命じられる。

・所在不明の加害者に再提訴するにも多額費用
男は、支払い方法を被害者の弁護士に連絡する義務を負い「誠意をもって」賠償金を支払うとしたが、出所後に1円たりとも支払っていない。現在では、男の所在も分からず、加害者の親から代わりに支払うといった申し出もないそう。

さらに、判決から10年以内に判決内容が行われなければ消滅時効となり、判決文の効力が失われる。被害者男性は、その時効が迫っているのを受けて弁護士に相談した。再提訴を検討するも、再提訴において新たに弁護士費用や印紙代の負担がのしかかるそうだ。そのため再提訴を諦める被害者も多い。しかし、この被害者男性は「このまま終わりたくない」との思いから再提訴を決意したとのことだ。

番組では「置き去りにされる犯罪被害者。時間だけが過ぎていきます」とナレーションを入れて、犯罪被害者の救済措置を訴えていた。

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(引用元:livedoor news)

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