6日放送の「池上彰のニュースそうだったのか!!」(テレビ朝日系)で、企業や個人が金を貯め込むと銀行が困る理由が明かされた。
番組では、現在の日本の問題点や今後を数字から読み解いた。その中で、景気が上向きにならない理由として、企業の内部留保が約400兆円、個人が保有する金融資産の合計が約1830兆円に達し、金を使わずに貯め込んでしまうことが原因のひとつとして紹介される。
企業や個人が金を貯め込むと、一番困るのは銀行だというのだ。銀行の主な収入は、預金を企業に貸し出した際の利子となるそう。だが、企業が内部留保を増やすと資金を借り入れないことから、貸し出し先がなくなり、銀行の収入が減ってしまうというのだ。さらに、預金には利子を払わなければならず、銀行の利益も目減りしていくという。
司会の池上彰氏が、銀行が今後稼ぐ手段として「銀行に口座を開きたければ手数料を払う」や、ある程度の預金がないと「口座管理料を取る」などを設ける可能性があると指摘した。
景気上昇のためには、世の中に金が回る必要がある。池上氏は、企業も個人も金を貯め込むのは将来に不安を感じているからと指摘し、将来が安心と思える政治が重要だと訴えていた。
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(引用元:livedoor news)
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