27日、山梨県警の公式Twitterアカウントが、架空請求はがきに対するダメ出しをするとともに注意喚起した。
投稿では「【抵抗力】架空請求ハガキを受け取ったことがありますか?」という出だしで始まり「一度見ておけば、抵抗力がついて詐欺を見破れます(ハガキはツッコミどころ満載)」だとコメントしている。
また、架空請求はがきの記載内容の画像を公開しながら、その内容にツッコミを入れていた。
【抵抗力】架空請求ハガキを受け取ったことがありますか?▶一度見ておけば、抵抗力がついて詐欺を見破れます(ハガキはツッコミどころ満載)▶でも、始めて見た人は驚いてだまされてしまいます▶だから皆さん、このツイートを家族等と共有し、詐欺への抵抗力を高めてください▶だまされないために◀ pic.twitter.com/C3lj5qm40A
— 山梨県警察 (@YamanashiPolice) 2017年12月27日
そこには、13個所に指摘が入れられている。まず、はがきのタイトル部分にある「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」という見出しに着目して「『消費料金』っていつ何を消費した料金だよ?」「『告知のお知らせ』って『腹痛が痛い』みたいだな」と言葉の使い方に言及した。
さらに、はがきには「管理番号(わ)309訴訟取り下げ最終期日を経て訴訟を開始」「給与等の差し押さえ」と手続き内容続くが、山梨県警では「『(わ)309』って、ちょっとだけリアル感あるけど詰めが甘いわ」「おいおい、いきなり差し押さえはあり得ねぇだろう」と、砕けた口調ながらも鋭く指摘してみせたのだ。
また、連絡先として記載された「法務省管轄支局」については「法務省にそんな部署はねぇよ!」などと、次々とおかしな点を紹介する。
山梨県警のTwitter投稿には、「始めて見た人は驚いてだまされてしまいます」「だから皆さん、このツイートを家族等と共有し、詐欺への抵抗力を高めてください」「だまされないために」(原文ママ)と注意喚起しながら締めくくっていた。
このツイートは、29日12時30分の時点で、1万2000件以上のリツイートと6500件以上の「いいね」を集め、ネット上で大きな話題となっている。
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(引用元:livedoor news)