「やってないなら逃げないで」北村晴男弁護士が痴漢えん罪の対応に指摘

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28日放送の「池上彰が2017総ざらい 知らずに終われない今年のニュースTOP50」(テレビ朝日系)で、弁護士の北村晴男氏が、痴漢を疑われても「逃げないで」と訴えた。

番組では今年のニュースをランキング形式で振り返った。37位の「チカンを疑われ線路への逃走相次ぐ」という話題では、MCの池上彰氏が、痴漢を疑われたときの「常識が変わってきた」と紹介した。

池上氏によると、最近では痴漢被害を装って金銭を取ろうとする犯罪も起きたため、警察や鉄道会社は痴漢の訴えに対して「慎重になってきた」というのだ。池上氏の意見を聞き、北村弁護士が見解を語る。

まず北村弁護士は、女性の触られた部分に相手のDNAが付着していなければおかしいと指摘。DNAが付いていなければ触っていないと「科学的に立証できると、だいぶ分かってきた」と説明した。また、女性の服などを触った手には細かい繊維が付着するとも紹介し、触った相手と思われる人物の手をすぐに調べれば「えん罪が晴れる」可能性もでてきたそうだ。

北村弁護士は「本当にやってないんだったら逃げないで」と訴え、科学的な捜査で無実を証明できる可能性も増えたと明かす。池上氏も「やってないのなら、ピシッと、逃げずに『やっていません』と言うことが必要なんじゃないか」とまとめていた。

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(引用元:livedoor news)

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