23日放送の「ブラタモリ」(NHK総合)で、東京・吉祥寺駅ができた立役者の存在が明かされた。
番組では、「なぜ人は吉祥寺に住みたがるのか?」と題し、タモリが近江友里恵アナウンサーとともに吉祥寺を訪れ、歴史を学んだ。「実は俺、あんまり住みたくない」というタモリが吉祥寺に来るのは3回目、近江アナは2回目とか。
そんな吉祥寺は明治以降に急速に発展を遂げるが、きっかけは明治32年に甲武鉄道(現在のJR中央線)の吉祥寺駅ができ、多くの人がやってきたことにあるという。しかし、当初に駅の開設が予定されていた場所では、周辺住民による反対の結果、計画が進まなかったそうだ。
開業が難航するなか、1657年に江戸の大半を焼いた大火事「明暦の大火」の後に五日市街道沿いへ移ってきた月窓寺(げっそうじ)、安養寺(あんようじ)、光専寺(こうせんじ)、蓮乗寺(れんじょうじ)が土地の提供を申し出て、いまの場所に吉祥寺駅ができたという。
吉祥寺駅がある土地は、現在でも寺が地主とのことだ。この事実に、タモリと近江アナは驚きの声をあげていた。なお、現在の吉祥寺駅に吉祥寺という寺はないという。
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(引用元:livedoor news)
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