貴ノ岩が謝罪していれば…山本譲二が元横綱・日馬富士の暴力を容認する主張

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21日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、歌手の山本譲二が、幕内・貴ノ岩の元横綱・日馬富士に対する態度に苦言を呈した。

番組では冒頭から、20日に開催された日本相撲協会の臨時理事会について特集した。臨時理事会では、日馬富士の貴ノ岩に対する暴行事件に関係した力士や親方の処分が下された。事件現場に同席していた横綱・白鵬への処分は「暴力を防げず大相撲の信用失墜を招いた」として、来年1月の給与を全額不支給のうえ、2月の給与も5割減額とした。

事件の張本人である日馬富士は引退勧告相当、貴ノ岩に対しては「守るべき力士」として番付の配慮も決めた。

スタジオトークの序盤、元力士や相撲関係者からは、今回の処分内容について「予想の範疇」もしくは「横綱(白鵬)への処分は軽い」との意見があがった。

一方、ゲスト出演した山本は「白鵬と付き合いがありますからね」「友人としては給料をやってよっていう気持ち」「『厳重注意でいいじゃないの〜』みたいな…」とコメント。そんな山本に、MCの坂上忍は「ご友人としての意見でぜんぜん構わない」と声をかけた。

その後、貴ノ岩への聴取内容も含めた、日本相撲協会の資料をもとに、事件当時の現場の様子や各人の証言内容を改めて検証する場面では、タレントの薬丸裕英が、日馬富士の暴行を白鵬がすぐに止めなかったことを問題視した。

すると山本は「白鵬は一発で止める気がなかったんだね…」「みんなで和気あいあいとやってて、いきなり殴るバカがいる?」「何かがあったから逆鱗に触れて、日馬富士は殴っちゃったと思う」「その原因を白鵬はたぶんわかってるから『一発くらいじゃ止めたくないな』っていう」と、白鵬の心情を推察した。しかし、坂上からは「それだと共犯色が強くなってちゃう」との指摘が。

さらに山本は、「だから(日馬富士が)一発ぶん殴ったときに『どうもすみません!』と」「貴ノ岩が『反省します、どうもすみません』と言っておきゃたぶんここまではいってないよね…」と、その場で謝罪をしなかった貴ノ岩に、責任の一端があると訴えたのだ。

カラオケのリモコンなど武器になり得る「物を持ってはいけない」という点については、ほかの出演者とも意見が一致するものの、それでも山本は「(白鵬の)友だちだから言うけど」と前置きし、相撲界では2〜3度殴られる程度は普通のことだと力説。そんな山本自身も、高校時代は先輩に殴られ「ありがとうございます!」と言っていたそうで、「(相撲も)そういう世界だもん」と、暴力を容認するような主張を続けていた。

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(引用元:livedoor news)

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