八代英輝氏が貴乃花親方に対する処分先送りを解説「憲法違反になってしまう」

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20日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、弁護士の八代英輝氏が、日本相撲協会の貴乃花親方に対する処分先送りについて解説した。

番組では、臨時の横綱審議委員会について特集した。その中で、同日開催の臨時理事会において、元横綱・日馬富士の幕内・貴ノ岩に対する暴行事件に関係した人物の処分について、予想する場面があった。

貴乃花親方にもなんらかの処分が下される可能性があるという事前情報について、元NHK解説副委員長の鎌田靖氏は、日本相撲協会が貴乃花親方への聴取ができていない状況では処分を下すことができないため、先送りになるという見込みを説明した。

このことについて八代氏は、「組織として当たり前というか」「不利益処分をするときには、本人の告知・弁解の機会を与えないといけない」「憲法違反になってしまう。少なくとも憲法の精神に反する処分になってしまいますので、協会としてはやってはいけないこと」と、解説したのだ。

なお、番組放送後の臨時理事会では、日馬富士の師匠・伊勢ケ浜親方が理事を辞任、白鵬と鶴竜は減給、八角理事長は残りの任期分の報酬を全額返上することが決まり、貴乃花親方への処分は先送りとなった。

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(引用元:livedoor news)

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