大正生まれの現役美術家・篠田桃紅氏 独身女性を哀れむ声に「うぬぼれ」

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14日放送の「あさイチ」(NHK総合)に、大正生まれの美術家・篠田桃紅(しのだ・とうこう)氏が出演。その中で、今年で104歳になる篠田氏が結婚観を語る場面があった。

番組では、有働アナが篠田氏のもとを訪れ、さまざまな話題を尋ねた。有働アナが「寂しいと思ったりする瞬間ないですか?」と質問したときだ。篠田氏は「ないです」と即答。続けて「どんな人がいたって寂しいです、人間は」などと語り、自身の結婚観を明かした。

篠田氏には「人間は絶対にひとり」という考えがあるそうだ。大好きで長く暮らした男性もいたそうだが、結婚すれば良かったともしなくて良かったとも思っていないらしい。既婚者の友人を見ると、良いとも悪いとも思うので「人間は何が1番いいのかいまだに分からない」という。

さらに、日本では独身の女性が「かわいそうだ」と思われるが「とんでもないわよね」と否定。女性がひとりでいると「哀れなこと」だと思われていて、「うぬぼれてんですよ、日本の男の人って」「(女性を)幸福にする力があると思っている」と厳しく指摘した。

篠田氏の話に有働アナは頭を抱え、女性は男性に幸せにしてもらう考えがあったと告白。すると篠田氏は「ひとりの人を幸福にしうるなんて」「(誰でも)無理ですよ」と諭していた。篠田氏の教えに、有働アナはうなだれて「(今後を)ちょっと考え直します。家帰って」と反省を口にしていた。

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(引用元:livedoor news)

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