1日放送の「たけしのニッポンのミカタ!」(テレビ東京系)で、ビートたけしが、映画撮影における裏方への思いを打ち明けた。
「ニッポンを守る(秘)仕事人」と題し、番組では様々な裏方の仕事を特集。その後のエンディングトークで、TOKIO・国分太一が、たけしに「守ってくれた人っていうのは、いるんですか?」と質問した。
これにたけしは「ウチの母ちゃんぐらい。あとはオレが守ったことも、何もないね」とそっけなく返答。一方で、監督・北野武として映画「座頭市」を撮影した際、小道具を担当したスタッフのこだわりに感服したと明かす。
2003年公開の映画「座頭市」でたけしは、監督のほか主演も務めている。たけしが演じた侠客・市は、お守りを身につけていたのだが、ここにスタッフの粋な計らいがあったというのだ。
撮影にあたってお守りの中に、きちんと御札も仕込んでいたそう。撮影では絶対に映らない部分であったのにもかかわず、それでもスタッフは「中身まで、ちゃんと書いときました」と徹底した小道具作りをしていたのだ。
たけしはこの件を振り返り、「映画を作るときは、そういう(支えてくれる)人たちの気持ちを、よくわかんないとダメだなと。思う今日このごろ」とコメント。ここで国分が「たけしくん、成長しましたね!」と冗談ぽく指摘すると、たけしは「はい!」と返事をして笑顔を見せていた。
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(引用元:livedoor news)
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