25日放送の「ブラタモリ」(NHK総合)で、タモリが、岩石の名付け親に遭遇し、お詫びをする一幕があった。
番組では、タモリと近江友里恵アナウンサーのふたりが船に乗り込み、北海道室蘭栄高校・芳沢文明教諭の案内のもと、室蘭八景にも選出された断崖絶壁・銀屏風を海側から観察する様子をVTRで放送した。
その最中、船に同乗していた北海道総合地質学研究センターの山岸宏光氏が、一部断崖が凝灰岩ではなく、別の種類の岩石で構成されていることを指摘。「(岩は)もろいです。これが特徴なんです」「侵食されて縦に亀裂も入っていて…」とまで説明すると、タモリが、その岩石が「水冷破砕岩」だと言い当ててみせたのだ。水冷破砕岩とは、水で急激に冷やされたマグマが粉々になり、後に固まったものだという。
すると、芳沢教諭が「今まで度々でてきた『水冷破砕岩』という名前なんですが、この山岸先生が名付け親なんです」と口を挟んだのだ。当の名付け親を前にして、タモリは驚きながらも冗談ぽく「無断で使っておりまして、申し訳ございません」「今度ご馳走しなきゃいけない」と詫びを入れ、周囲の笑いを誘っていた。
山岸氏は、ブラタモリの熱海や知床の放送回を挙げ、「あれ(水冷破砕岩)も実は私が付けた名前なんですよ」と紹介していた。
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(引用元:livedoor news)
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