ビートたけし 座間死体遺棄事件の話題から人が「生きる理由」を力説

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4日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)で、ビートたけしが、世間を騒がせている死体遺棄事件の話題から、人が「生きる理由」を力説した。

番組では、神奈川県座間市で9体の遺体が見つかった事件を特集した。10月30日、同市にあるアパートの一室で9名の遺体が発見された。警視庁は、住人である白石隆浩容疑者を死体遺棄の容疑で逮捕した。白石容疑者はTwitter上で自殺志願者を物色し、コンタクトを取っていたという。

事件に対し、まずたけしは「かつては宗教とかいろんなことで生きることの意味とか価値を教えたり」「暗黙の了解で生きることが正しいし、生き続けなきゃいけない」と思われていたと前置きする。その上で、現在の若者にとっては「(今では)じゃんじゃん足元からこの生きる理由がなくなってる」と指摘したのだ。

続けて、若者の「どうせみんな死ぬのに、なぜ生きることが正しいのか?」という意見に向き合い、生きることの必要性を答える人や機会が失われていることに「非常に困るんだよね」とこぼす。

たけしいわく、現在の若者は「いいことばかりあるわけねえ」「生きてるってのはそれだけすごいんだ。ひどい目にあったり、あらゆることがあるから面白いんじゃねぇか」というプラス思考ではなく、「なんで生きてるんだ?思った通り、世の中動かないのに」となってしまうから「ダメなんだ」と力説。「だから、お笑いというのはそこで存在するわけだよ」とした。

(引用元:livedoor news)

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