故・阿藤快さんが電車内で急病人を助けたという逸話が話題

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16日、あるブロガーが、故・阿藤快さんに助けられたとする逸話を投稿し、話題になっている。

筆者は「10年くらい前」の話として、通勤途中の話を漫画にして紹介した。気分が悪くなり到着した駅で下車しようと思ったが、車内で昏倒してしまったそうだ。

電車はドアが閉まったまま停車し、ホームを数人の駅員が走っているのが見えたが、筆者に気づかず通り過ぎようとしたらしい。するとそのとき、ドアの脇に立っていた男性がドアをどんどん叩き、「ここだー!! ここだぞー!!」と、よく通る声と大きな動作で外の駅員に知らせてくれたというのだ。

車椅子に座らされた筆者は電車を降りる際に、申し訳ない気持ちから顔を上げられなかったそうだ。それでもドアが閉まるときに扉を叩いてくれた男性と目が合うと、その人物が阿藤さんだったという。

筆者の体験は周囲に信じてもらえなかったそうだが、後日、ネット検索していたところ、ある個人ブログで「○○線で阿藤快さんが倒れた女性を助けていた」という記述を発見。やはり本人だったという確信を得るに至ったとのことだ。

2015年11月に亡くなった阿藤さん。筆者は「きちんと感謝を伝える事もできず、こうして漫画という形にするまで10年も経ってしまいました。その間に阿藤快さんはこの世を去ってしまいました」と悔やみつつ、その場にいた多くの人たちへの感謝を綴り、最後に「都会の人は冷たくなんてない、そう思えた出来事でした」と締めくくった。

この記事は18日10時の時点で、はてなブックマークを500件以上集めるなど話題となっている。

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(引用元:livedoor news)

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