八代英輝氏 東名高速道路の死亡事故に意見「殺人罪まで視野にいれるべき」

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11日放送の「ひるおび!」(TBS系)で、弁護士の八代英輝氏が、東名高速道路で発生した死亡事故に「殺人罪まで視野にいれるべき」だと意見した。

番組では、東名高速道路で発生した死亡事故の続報を取り上げた。今年6月、追い越し車線を走行中の車が停車したため、後続のトラックなどが追突し、夫婦ふたりが死亡する大事故が起きた。

この事故に関連し、死亡した夫婦の車に割り込み、強引に停車させたとして、警察は25歳の男性を過失運転致死傷罪の容疑で逮捕した。直前のパーキングエリアでのいざこざが動機となったようで、男性は一連の容疑を認めている。

八代氏はまず、夜間の高速道路に同乗者を置き去りにして立ち去った場合、その相手が亡くなったら殺人罪が適用されるだろうと解説する。今回の事件は、自身の車を割り込ませ、被害者の車を動けないようにしたという点で、そうしたケースと同様だというのだ。

八代氏は、直接的には後続の車が被害者の命を奪ったものの、夜間の高速道路でそうした注意を払って走行している車はさほど多くない、と続ける。そして、「私は、起訴の段階では未必の故意(実害の発生を意図するものではないが、自分の行為により結果として実害が発生してもかまわないという心理状態)による殺人罪まで視野に入れるべきだと思います」と主張したのだった。

(引用元:livedoor news)

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