2日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)で、群馬県・太田市教育委員会に電話取材を行い入学前の家庭の「しつけ」の必要性について見解を得た。
番組では「NONSTOP! サミット」のコーナーで「子どもの入学前にザワつく母親たち」と題して、Twitterで話題となった、しつけに関するプリントを紹介した。
無茶を言われてる。 pic.twitter.com/nZwwelLkSA
— まんだ林檎 (@mandaring) 2018年1月28日
プリントには、学校から各家庭に向けて、小学校入学前の子どものしつけを要望する内容が細かく列記されており、ネット上ではその内容に賛否が別れている。
番組で調査したところ、自分の子どもにできるか「焦りを感じた」「書面でもらうことでプレッシャーに感じる」「子育てを否定されたように感じる」とプリント内容に動揺する母親の意見が紹介された。
また、話題となっているプリントを配布した群馬県太田市教育委員会としては「スムーズな学校生活を送ってもらうために身につけてほしい」「保護者の側から『入学前の(しつけの)基準が知りたい』と聞かれることもある」と配布の意図があるそう。
ここで、同教育委員会の学校教育課の担当者に電話取材を試みたところ「しつけと言われる部分を、学校の方でしなくてはいけない状況というのも実は増えています」と教育現場の変化を明かす。続けて、学校本来の使命として「勉強、運動、あるいは友だちとの交流」が本分だと語った。そのために「教育活動がスムーズにできないといった要素は、できれば入学前に身につけていただけるとありがたい」と、しつけに疎い家庭の子どもに学校側が悩まされている一面を覗かせたのだ。
スタジオでは、学校と保護者の関係に言及する声があがる一方で、三木氏は、かつての教育現場では子どもへのしつけも充実していたと指摘。しかし、現在では書類作成や出張といった教員の業務負担が重荷となり「学校の先生自体がものすごく忙しい」とコメントする。細いしつけにまで手が回らない現状は「先生の側の悲鳴でもあるでしょうね」と、教師の実態を踏まえた持論を展開していた。
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(引用元:livedoor news)
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