23日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では、サッカー解説者の北澤豪氏が、グアムで自主トレを行った横浜FCの三浦知良を取材。来月で51歳になる大ベテランの、ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けての想いを伝えた。
夜が明ける前から25分・5キロのランニングをこなすカズは、日中30℃を超えるグアムでの過酷なトレーニングに励んでいる。ダッシュでは若手の前に出ようと意識し、体幹トレーニングでも終わりの合図が出てから1回多く行う。
50歳にもかかわらず体脂肪率9%と肉体を鍛え抜くカズ。自分を追い込む理由は、昨季の成績だ。50歳14日とJリーグ最年長ゴール記録を更新したものの、この1得点に終わっている。
北澤氏からキャンプのテーマを問われると、カズは「僕の年齢で今の20代の選手たちと戦うには、ある程度キツいことをやっていかないと。本当にやらなきゃ、どんどん落ちてくる」と述べた。
練習の合間も含めて股関節のストレッチを欠かさないのも、そのひとつ。中田英寿や中村俊輔といった選手たちも苦しんだケガ、体を酷使することで生じる股関節痛「グロインペイン症候群」を警戒し、予防しているのだ。
やり続ける秘訣や、戦い続ける気持ちをいかに保つかをサポーターから問われると、カズは「難しいよね」とコメント。そのうえで「秘訣といえば、情熱を持ち続ける。情熱って何かといえば、やっぱり夢だと思いますし、その思いだけはずっと変わらない」と明かした。
若い頃に「サッカーをやっている頂点というのは、W杯。そこにいくまではという感じ」と話していたカズ。その1カ月後に「ドーハの悲劇」に泣いたベテランは、ロシアW杯に向けて目標を問われると「出場ですね。夢ですね」と答えた。
「ちょっと遠い夢ですけど、夢を描くのは自由ですし、そこのレベルに少しでも近づけるように頑張りたいと思いますね」
(引用元:livedoor news)
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