「あの試合が全て」 清宮幸太郎が振り返った、2つの分岐点

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14日、テレビ東京「SPORTSウォッチャー」では、北海道日本ハムファイターズ・清宮幸太郎のインタビューを放送。野球解説者・中畑清氏を聞き手に、「野球人生を左右した2つの分岐点」について語っている。

まず中畑氏が尋ねたのは、清宮が中学2年生の時に負った腰の疲労骨折について。選手生命の危機と言っても過言ではない大ケガだが、当時の彼は決して腐らず、チームのために少しでも貢献しようと必死だったという。

番組のカメラに登場した調布シニア・安羅岡一樹監督は「『声出しでも道具係でも何でもいいので(ベンチに)入れて下さい』っていうことで本当に強い気持ちの中で彼の目を見たら、死に迫るような感じだった」と明かすと、清宮自身も「その時は最悪でしたけど、今思えばあの時ケガしておいてよかったなって」と振り返ったほか、「あの時のケガで色々自分の考え方も変わりましたし、やることはやらなければいけない。ケアだったりトレーニングだったり、そういう意識がすごい変わった」とも語った。

また、もう1つの分岐点として、高校1年生だった2015年の夏、西東京大会決勝戦(早稲田実業対東海大菅生)を挙げた清宮。この試合は、早稲田実業が0-5で迎えた8回に8点を奪って逆転勝利。この勝利で清宮は甲子園に出場を果たし、2本のホームランを放っている。

「正直、ここで終わっちゃうんだなと思ったので、まさか逆転するなんて」と切り出した清宮は、「やっぱりあの時、甲子園出れたので。夏の甲子園でホームラン打てたっていうのが何よりの財産だったと思ってて、あの試合が全て」としみじみ。

その他にもインタビューでは、大谷翔平のエンゼルス入団会見にも言及。中畑氏から「何年後の自分とダブって見えるところない?」と訊かれると、「5年後に行けるかはわからないですけど、自分は絶対なりたいと思っているので、ああいう感じで入団会見できれば」と語っている。

(引用元:livedoor news)

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