「選手同士がもっとぶつかって」 澤穂希氏がなでしこジャパンに提言

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8日、「EAFF E-1サッカー選手権2017」決勝大会が開幕する。なでしこジャパンはフクダ電子アリーナを舞台に初日の韓国戦、11日の中国戦、15日の北朝鮮戦に臨む。昨年のリオデジャネイロ五輪出場を逃した、なでしこにとっては高倉麻子監督のもと、2019年の女子W杯や2020年の東京五輪に向けた巻き返しを図りたい。

すると7日、フジテレビ「THE NEWS α」では、元なでしこジャパン・澤穂希氏と高倉監督の対談を放送。澤氏は現在のなでしこジャパン代表メンバーにさらなるアピールや競争を求めた。

「私達もW杯を優勝した時には東アジア選手権を勝って勢い付いた」という澤氏が、今大会の位置付けを尋ねると、高倉監督は「このチームになって初めての公式の大会ですし、4月にW杯予選があるので、そこに向かってチームに何が足りなくて何が通用するのか見極めたい」と話す。

また、敗退したリオ五輪予選については、「あの予選で敗退してしまったことで時代が一つ過ぎて、色んな方が『しばらく、なでしこはダメなんじゃないか』ってネガティブな発言もありました」と切り出した高倉監督だったが、「私自身は育成に長く携わっている中で才能のある選手が多くいるって思っていたので、本気になって立ち向かっていけば日は昇るじゃないですけど、澤さんが活躍した世界一を獲ったところまでみんなで辿りつける」と決意を口にした。

その他にも、澤氏が「いつも一番後ろでジョギングゆっくりしていた私が、『この試合に出れるかも』っていう時は一番前で超アピールした」などと代表メンバーにアピールを求めるや、「そういうの大事」と同調した高倉監督も「『絶対自分を使え』みたいなのを出してるのって何人かしかいない。それくらいのパワーできてもらえば使い甲斐もある」と物足りなさそうに語る。

さらに澤氏が「選手同士がもっとぶつかっても。いい意味で」と提言すると、高倉監督は「年齢関係なく自分はこうだっていうのをもっと言い合って、本気になればなるほど言うと思う。その辺はまだ足りない」と対談を通じて代表メンバーにハッパをかけた。

(引用元:livedoor news)

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