菊池雄星、投手生命の危機脱した裏側に石井一久氏!?

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24日、フジテレビ「THE NEWS α」では「西武 新旧『16』左腕の師弟秘話」と題し、埼玉西武ライオンズ・菊池雄星と野球解説者・石井一久氏の対談を放送。背番号と同じ16勝をあげた西武のエースが、今季訪れた投手生命に関わる危機を脱した裏側を語った。

「緊張もして誰とも話せないし、コミュニケーションも取れないしってところでカズさんに『ご飯行こう』と言ってもらったことがすごく記憶に残っています」という菊池。入団から4年間、思うように勝てなかった時期には、「カーブ、チェンジアップ覚えた方がいいですか」と石井氏に質問、「まず真っ直ぐ投げろよ、しっかり」とアドバイスされたことで、ストレートに磨きをかけ、スライダーとともに投球の軸にした。

だが、今夏その投球フォームが反則となる二段モーションと指摘され、シーズン途中にも関わらずフォームの修正を余儀なくされた菊池。「大変でしたね」と振り返ると、「上下させなくても投げれるんですけど、バチっとくるタイミングさえ掴めれば大丈夫っていうのがあった。それには反復しかない」と続けたが、ある時、石井氏のフォームが頭に浮かんだという。

「二段(モーションの反則を)取られた時にポンと浮かんだのはカズさんの(フォーム)」と切り出した菊池は、「脚上げた時にグローブの手と脚を当てる一瞬の間を作りたいなっていう。ここ(石井氏と同じ位置)じゃなくてもいいんですけど」として、石井氏にフォームの中で力を溜めるポイントを相談したという。

「僕は肘と膝がぶつかると同時に始動する。ピッチャーは振りかぶったところから始動していると思われがちなんですけど、第2始動がそこ」と説明した石井氏。そのフォームを参考にして自身のフォームを再構築することに成功した菊池は「ズルというか不正投球してたから勝てたんだって思われたくない。意地というか気持ちの部分もありました」と明かした。

(引用元:livedoor news)

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