侍Jの甲斐拓也を野村克也氏と達川光男氏が酷評 「バーカ」「僕が監督なら外す」

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19日に行われたアジアプロ野球チャンピオンシップ2017決勝で、日本は韓国に7-0と快勝し、初代王者に輝いた。予選から3戦全勝で、稲葉篤紀監督の初陣を完全優勝で飾っている。

19日深夜放送、TBS「S☆1」では、野村克也氏に福岡ソフトバンクホークスのヘッドコーチを務める達川光男氏を加えた「ダブルぼやき解説」で、韓国との決勝を振り返った。

達川氏はことし7月、野村氏が仙台を訪れた際に、ソフトバンクの捕手・甲斐拓也を紹介している。当時、野村氏の本を読んでいると明かしていた甲斐は、今季のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。

甲斐の受賞は「まぐれ」と冗談を飛ばした達川氏だが、ワンバウンドを止める技術は「古田(敦也氏)よりも上」と絶賛。「肩とワンバウンド捕球だけでレギュラーになったようなもの」と厳しい言葉を添えつつも、韓国戦でマスクをかぶった甲斐に賛辞を寄せた。

ところが、その甲斐が2回裏の無死1・2塁という好機に失態を演じてしまう。達川氏が成功率9割近くで「バントだけはうまい」と話していたにもかかわらず、一塁側に転がした甲斐のバントは最悪のダブルプレーという結果に終わったのだ。

当然、野村氏は「バーカとしか言いようがない」激怒。一塁手が近くにいるにもかかわらず、三塁側に転がさずに一塁側に転がしたことを酷評した。達川氏もプロとして結果を批判されるのは避けられないとし、「これくらい言ってくれてちょうどいい」と、野村氏の苦言に感謝。「負けたら本当に責任取らなきゃいけないくらい」の“敗戦打者”だと叱責した。

しかし、幸いにも侍ジャパンは中盤に得点を重ねて快勝。野村氏は初采配で大会を制した稲葉監督に「よくやったと思うよ」と賛辞。「なんでも初めては難しい」と、第1戦で戸惑う場面があったとのもやむを得ないとして、今回の経験を生かして「1歩でも2歩でも進んでほしい」とエールを送った。

スタジオにもゲスト出演した達川氏も、優勝という結果を残したことが何よりも大きいと稲葉監督を称賛。一方で、愛弟子の甲斐については2回のバント失敗を改めて指摘し、今後も指揮官に代表招集してもらえるように精進しなければならないと苦言を呈した。

達川氏は「僕が稲葉監督なら外す」と、甲斐をこき下ろしつつ、「大丈夫ですよ。やりますよ、こいつは」と、雪辱してくれるはずだと期待を寄せた。

(引用元:livedoor news)

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