大野将平、柔道人生を変えた恩師の言葉

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10月31日放送、NHK「グッと!スポーツ」では、リオデジャネイロ五輪柔道男子73kg級金メダリスト・大野将平がゲスト出演。その強さの理由や、柔道人生のターニングポイントになったという恩師の言葉が紹介された。

体脂肪率は4.5%で、81kg〜90kg級クラスの筋肉量があるという大野は、日々のトレーニングでカラダをいじめ抜き、「(追い込みも)嫌いじゃない。Mかもしれない」とニヤリ。

「意外な素顔」というテーマになると、VTRで登場した天理大学柔道部・穴井隆将監督は「悪い言い方をすると自己中心的。いい言い方をするとマイペース」と紹介。酒豪という大野は、飲み足りないと穴井監督の自宅にも上がり込んでくるようで、「夜中だろうとズケズケ上がってきて飲んだりします。そういったところを見るとうちの嫁さんも『大野君って凄いね、色んな意味で凄いね』って言います」などと暴露した。

また、7歳から地元山口県で柔道をはじめたという大野だが、現在のような強さはなく、小学校3年生の試合中、対戦相手の女の子に攻められ続けると泣き出してしまうほど。それでも、そんな自分を変えるべく小学校卒業と同時に上京し、全寮制の講道学舎に入門。持田治也氏を師事した。

すると大野は、実力で下位に位置しながらも、持田氏のアドバイスがきっかけで実力が開花。それは「真っ向から組み合い、前に出て自分から技をかけろ」というもので、大野も「ひたすら前に出ろと。前に出て相手がさがったら大外刈をかけろと。その繰り返しでした」と振り返る。

以後、大外刈をひたすら反復し、自らの得意技に。「そこが柔道においてのターニングポイント」と話す大野だったが、過酷な練習に明け暮れた中学高校時代の再現VTRを見終わると、「VTR見てても思い出して泣きそうになった」と苦笑いを浮かべた。

(引用元:livedoor news)

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