「たまに当たることもある」石井一久氏の予想、セ・リーグCSを制すのは広島かDeNAか

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プロ野球は17日、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージでDeNAが阪神を下し、リーグを制した広島が待つファイナルステージに進出。同日放送、フジテレビ「THE NEWS α」では、解説者の石井一久氏が18日に開幕する広島対DeNAのファイナルステージを予想した。

ファーストステージの前に、初回の阪神の失点の多さと、DeNAの得点の多さに注目していた石井氏。実際、17日の第3戦ではDeNAが初回に3得点したことが勝敗の分かれ目となった。

メインキャスターの椿原慶子アナウンサーから、予想が見事的中したことに触れられると、「たまに当たることもある」と笑いを誘った石井氏は、広島とDeNAの対戦について「点の取り合いになる」と予想した。

挑む立場のDeNAでキーマンになるのは、17日の阪神戦で2番を務めた梶谷隆幸という。今季、梶谷は7番で2割2分という打率だが、2番では2割6分6厘という数字を残している。

石井氏によると、強力クリーンナップを控えるため、相手投手が2番を出塁させないようと、ストライクゾーンの中で勝負する傾向にあるという。そのため、2番なら梶谷の打率は自然と上がるそうだ。石井氏は、2番に梶谷が入れば、好調のDeNA打線は得点力を上げられると指摘した。

一方、広島で鍵を握るのは、1番から3番の「タナ・キク・マル」。田中広輔が3割9分8厘、菊池涼介が3割1分1厘、丸佳浩が3割9分8厘と、それぞれ見事な出塁率を誇る。

さらに、石井氏は後ろに控える安部友裕、松山竜平もシーズン後半戦で好調だったことを指摘。広島の上位打線の得点力がDeNAの脅威になると解説した。

では、総合的に有利なのはどちらのチームなのか。中村光宏アナの質問に、石井氏は「盗塁を含めてバリエーションがある広島かな」と、1勝のアドバンテージを手にしているセ・リーグ覇者の日本シリーズ進出を予想した。

(引用元:livedoor news)

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