落合博満氏が全裸で打撃アドバイス、古田敦也氏がオールスターのエピソードを明かす

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3日放送、BS朝日「スポーツクロス」では、野球解説者の古田敦也氏が、平成のプロ野球を振り返る中で、落合博満氏とのエピソードを明かした。

平成2年(1990年)にヤクルトスワローズに入団した古田氏は、ルーキーイヤーからオールスターに出場。同期の与田剛とバッテリーを組み、パ・リーグの4番打者・清原和博に本塁打を浴びた。清原の一撃に、古田氏は「プロはすごいと思った」という。

だが、セ・リーグの4番打者だった落合も“リベンジ”。与田との新人対決で先発した野茂英雄からホームランを打ち返す。古田氏は「めっちゃ盛り上がった」と振り返った。

落合が「右打者の僕らからしたらあこがれの存在」で、「技術をどうやって盗もうかということばかり考えていた」という古田氏。すると、オールスター後にその機会が訪れる。試合後、同じヤクルトの広澤克実と入浴中に、落合が浴場に入ってきたのだ。

それまで話したことがなかったという古田氏だが、広澤から「打ち方教えてもらえ」とけしかけられ、落合にアドバイスを依頼。すると、落合は湯船から立ち上がって助言をくれたそうだ。

真面目な顔でアドバイスする落合だが、もちろんその姿は全裸。一方の古田氏と広澤は、湯船につかったまま話を聞いていたという。

翌年、古田氏は落合と首位打者のタイトルを競った。残り2試合となった時点で「タイトルのチャンスなんて一生ないもの」と、監督から欠場するように言われた古田氏だが、土壇場で落合氏に逆転されてしまう。古田氏は最終戦で2打数1安打が必要になった。

「夜に寝られなかった」と振り返る古田氏だが、見事に最終戦で安打を放ち、打率.3398で首位打者のタイトルを獲得。捕手では恩師・野村克也以来の快挙で、古田氏自身も特別な想いがあると述べた。

(引用元:livedoor news)

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