伝説のホスト・ローランド、プロサッカー選手を夢見た過去を語る

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4日、テレビ東京「FOOT×BRAIN」では、歌舞伎町の「伝説のホスト」ローランドがゲスト出演。中学時代まで柏レイソルのジュニアユースに所属し、高校からサッカー特待生として帝京高校に進んだローランドが、トップホストに上り詰めた自身のバックボーンを語った。

番組冒頭「ホストよりもサッカーの方が好き」とまで話すローランドは、昨年9月に小児がんのチャリティーイベントを開催したことがきっかけでルカ・モドリッチやアレッサンドロ・デル・ピエロら世界の名だたる選手らと交友がある。

そんな彼がホストとして大成した背景には、サッカーに打ち込んでいた10年が関係している。
宇佐美貴史や宮市亮といった”プラチナ世代”だったローランドは、「周りを見て僕はプロになれないと悟って、高校でサッカーをやめる決断をしたんですけど、それがものすごく自尊心を傷つけられる最たる出来事。ただ人前に出ることが好きで、華々しい世界が好きで、スタジアムを沸かせることができなかったけど、何か人々に影響を与えられる人間になりたいなっていうところで行き着いたのがホスト」と明かした。

それでもローランドの下積み時代は長く、薄給による空腹から歯磨き粉を食べたこともあるという。

「食べるものがなくて。出勤前に歯を磨いて、空腹でお酒を飲むと酔っ払っちゃうので何か口に入れたいと思うと、これいけるんじゃないかと思って歯磨き粉を食べたりとか。負けの味よりも歯磨き粉の味のほうがマシだと思いながら」

こう語るローランドの根底にあったのは「10年間で(プロサッカー選手になる)夢が叶わなかった時の悔しさ」であり、「それが反骨心になって、1回人生で負け組を経験してもう負けたくないっていうような気持ちが自分の中で糧になって何とかここまでくることができた」と続けた。

一時は「全力の10年間が全て無駄だったなと思った」というローランドだったが、ホストとして頂点に駆け上がると「ふとナンバーワンになったときにあの反骨心がなかったら、きっとここまでくることができなかった」と思い直すようになったといい、「だから無駄な努力はないなと思った」としみじみ語った。

(引用元:livedoor news)

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