田中将大が「期待に応えられたのは1シーズンもない」 「人気者?今は大谷くんでしょ」

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12日放送、BS朝日「才色健美」に、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が出演。様々な質問に応じ、その考えをうかがわせた。

自分を強く美しくすることばに「気持ち」を選んだ田中は、「何事も自分を動かすのは気持ちだと思っているので、勝負を決めるのも最後はそこだと思っている」とコメント。「物事の整理の仕方だったり、気持ち次第でどうにでもなる」と、何事にも気持ちを大事にしていると明かした。

その気持ちの大切さを教えてくれたのは、中学2年の夏の県大会予選決勝。2アウトながら一打同点、長打で逆転勝利なら全国大会という好機で打席が回ってきたが、「中途半端なスイング」で外野ファウルフライ。最後のバッターとなってしまった。

田中は「自分の気持ちの弱さ、そこに尽きる」とコメント。この経験が、「どんなときでも気持ちを強く持って臨む」という姿勢につながっていったと振り返る。

ゴルフや釣りなどアクティブなことが趣味という田中は、趣味に興じる際は野球のことは考えないという。だが、趣味も野球同様に全力で臨むそうだ。努力はしていないので、なかなか上達しないという田中だが、一方で野球に関しては「鍛錬するのは当たり前」と述べた。

人と違う強みは試合中のセルフコントロールや修正力という田中だが、「なんとなく」で投げたこともあると告白。それをしないように、「1球1球整理して投げる」ことを心掛けているそうだ。

プレーでも周囲を引っ張っていく部分があり、「自分がやって見せないと、後ろからは絶対ついてこない」とコメント。マウンド上の姿で感じてほしいとの思いもうかがわせた。

それを見ている者は、田中に魅了されていくだろう。だが、人気者であることについて問われると、田中は小声になって「昔はあったかもしれないけど」とコメント。「今は大谷くんでしょ」と、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が一番人気だと笑った。

ワールドチャンピオン最多の27回を誇る名門ヤンキースで開幕投手を務め、日本人史上初となるデビューから5年連続二桁勝利を記録した田中。「生き残るために必要なことは、何事にもアジャストすること」と、アメリカの文化や生活、そしてもちろん野球にも適応してきたと話す。

そのうえで、田中は「周りの期待に応えられたのは1シーズンもないと思っている」とコメント。あくなき向上心ものぞかせた。

(引用元:livedoor news)

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