12日放送、関西テレビ「桃色つるべ」に、Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏が出演。日本代表がワールドカップ(W杯)直前にヴァイッド・ハリルホジッチ元監督を解任したときを振り返った。
1993年5月に開幕したJリーグを立ち上げた当時について、川淵氏は「こんな人気が出るとは思わなかった」とコメント。「失敗するかもしれないけど、とりあえずやるだけやったれと。失うものは何もないんだからと始めたのがうまくいった」という。
立ち上げ当初は、三浦知良やラモス瑠偉、武田修宏といったスター選手たちを擁するヴェルディ川崎が圧倒的な強さを誇っていた。だが、東京ヴェルディ1969は現在、J2で戦っている。
川淵氏は「どっちかを応援するという立場で物を言えない」としたうえで、「いずれヴェルディはやはりJ1に戻ってもう一度活躍してほしい」と、古豪復活に期待を寄せた。
当時のスターのひとりである武田について、川淵氏は「あんまりクイズ番組に出るな」と助言もしているという。「頭がすごく冴えている感じがなかなか出てこない」からだ。
82歳ながらツイッターをまめに更新している川淵氏は、「よく炎上する」と笑う。最も炎上したのは、ハリルホジッチ監督が解任された際、「当たり前だ。勝てるわけない。3連敗間違いない」とツイートしたとき。多くの批判を浴びて「大炎上」した。
だが、川淵氏は「炎上しようが関係ない」とコメント。「燃えてりゃ勝手に燃えとけ」と、言いたいことを言うとし、周囲の反応は関係ないと笑った。
結果、日本はロシアW杯で決勝トーナメントに進出。川淵氏は「すべてがうまくいった」とし、「今の日本代表は本当に強い」と述べた。
(引用元:livedoor news)
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