「よーし、買うたる」浜田雅功がフィギュアスケート・細田采花の現役続行を後押し

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24日、フジテレビ「ジャンクSPORTS」には、フィギュアスケート・細田采花(24)がゲスト出演。「あの人に感謝SP」として、8歳年下の紀平梨花に感謝した。

一度は引退を決意した細田は、昨年12月の全日本選手権でトリプルアクセルを2回成功。SPとあわせれば、計3回のトリプルアクセルを跳んだ。公式戦で成功した女子選手は、世界でも僅か9人。その殆どが10代で跳んでいる事実を見れば、23歳の細田が成功したのは奇跡といえる。

本人曰く「(注目は)まったく(されていない)。底辺の方にいたので」と苦笑いを浮かべる競技人生は、小学校3年生からフィギュアスケートを始めるも、2004年の全国有望新人発掘合宿で、同い年の村上佳菜子の演技を見て、レベルの違いを痛感しショックを受けたという。

そのため、競技は大学4年生までと決めていたという細田だったが、転機は大学2年生の2016年12月に訪れた。翌日の試合で引退すると決めていた細田は、紀平からトリプルアクセルの練習に誘われたことで、試合後も紀平の練習に付き合うことに。

すると約1ヵ月後、なんと細田自身がトリプルアクセルを成功させてしまった。
「やっぱり(紀平のジャンプを)生で見れるというのが本当に大きいことなので見たまま体を動かした」と振り返った細田に続き、VTRで登場した濱田美栄コーチも「普通はジュニアやノービスの時代までにできてないとできないっていわれてるんですけど、彼女の場合は基本的な体作りをすごくやっていたので、20歳過ぎて伸びてきた。それがうまく技術と繋がった」と分析した。

それでも昨年の全日本選手権を終え、今後の予定は白紙という細田は、その去就を「どうしたらいいと思いますか?」と番組MCの浜田雅功に質問したのだ。

その上で、紀平から「なんでこんな靴でトリプルアクセル跳べるの?」と驚かれたエピソードを披露した細田。トップ選手が2、3足のスケート靴を使用していることに対し、自分は1足のみでやりくりしている実情を語ると、スタジオは浜田が細田のスケート靴を買ってあげる雰囲気に。浜田が「買(こ)うたったら、現役続けるな?」とすごむと、一度は驚いた表情を浮かべた細田も「いいんですか?」と目を輝かせる。これを見た浜田は「よーし、買うたる。やるべきですよ」と宣言し、彼女の現役続行を後押しした。

(引用元:livedoor news)

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