前田智徳氏、イチローの開幕戦スイングに期待 「第2戦でホームラン打つんじゃないか」

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20日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、野球解説者の前田智徳氏が、同日のメジャーリーグ開幕戦でスタメン出場したシアトル・マリナーズのイチローに言及。21日の第2戦でホームランを打つのではないかと期待した。

オープン戦で厳しい成績ながらスタメンに名を連ねたイチロー。第1打席はセカンドフライに倒れた。前田氏は、キャンプでは重心を下げて打ちにいく新しいフォームだったが、この日は重心を下げずにそのまま打ちにいく本来のフォームに戻っていたと指摘する。

前田氏は、無死二塁というチャンスで「センターから右方向に強い打球を打ちたかったはず。絶好のボールが来たが、右方向への意識が強かったぶん、力みが出た」と分析。そのうえで、結果は出なかったが「悪くはない」との見解を示した。

4回表の第2打席、イチローは四球を選んだ。フルカウントからの6、7球目のファウルについて、前田氏は「非常に珍しい。イチロー選手といえば、センターからレフト方向。少し強引になっている」との印象を受けたと明かす。

一方で、一塁線に放った8球目のファウルについては、「非常に惜しかった」とコメント。「しっかりバットの芯の近くでとらえ、軌道も非常に良かった。ここにきてやっと、ストレートに対してタイミングが合ってきた」「ヒットは出なかったが、期待が持てる内容の打席だった」と評価した。

だが、その直後の4回ウラ、イチローは一度守備位置についてから途中交代した。前田氏は「まさかの交代。もう1打席見たかった」と残念がる。

ただ、スコット・サービス監督は21日の試合でもイチローを起用すると明言。スタメンかは明かさなかったが、菊池雄星のメジャーデビュー戦となる試合でイチローを出場させると明かした。

前田氏は「最後の打席の内容からして、非常に期待が持てる。楽しみにしましょう」とコメント。キャンプから見てきた中で、第2打席のスイングは一番だったと称賛し、「ホームラン打つんじゃないですかね」と期待を寄せた。

(引用元:livedoor news)

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