卓球・福原愛さん、キャリアの転機となった大会は? 初メダルでは親友の快挙が刺激に

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3日放送、フジテレビ「S-PARK」では、元卓球女子日本代表の福原愛さんがVTR出演。キャリアの転機となった大会や、ロンドン五輪での舞台裏を語った。

3歳で卓球を始め、「泣き虫愛ちゃん」として親しまれつつ、数々の最年少記録を打ち立ててきた福原さんにとって、大きな経験となったのが、14歳で出場した平成15年5月の卓球世界選手権だ。

準々決勝で当時世界ランク1位の中国選手に敗れたが、大舞台でベスト8入りしたことは、「泣き虫愛ちゃん」のイメージが強かった福原さんにとって「すごく大きな転機」となったという。

「それまでは強くなってくれたらいいなという気持ちで国際大会に出させていただいた部分があった」という福原さんだが、ベスト8入りは「世界の仲間に入ることができた一歩目」だったと述べた。

さらに、福原さんは「甘えを一切捨てて、がむしゃらに強くならなきゃ」「日本代表として恥のないような、誇れるような選手にならないといけないと思った」と、意識も変わったと振り返る。

そして、3度目の出場となった2012年のロンドン五輪・団体で、福原さんは日本卓球界初のメダルを獲得した。そのモチベーションの一つになったのが、高校の同級生だった藤井瑞希の存在だ。

高校で最初に仲良くなり、席も前後だったという藤井とは、「高校生の時から一緒に五輪に出よう」と話し合っていたそうだ。そしてその約束を果たし、迎えたロンドン五輪で、藤井は日本バドミントン界に初のメダルをもたらした。

先にメダルを手にした藤井を選手村で迎えた福原は、「感極まって泣いてしまった」そうだ。藤井は「自分のことよりも喜んでくれて、ひたすら『おめでとう』と言ってくれました」と明かす。

親友の快挙に刺激を受けた福原は、「彼女が先にメダルを取ったことによって、『私もメダルを取りたい』という思いがさらに強くなって、試合でも力を発揮することができた」とコメント。一緒に手にした銀メダルは、「とても思い出に残っているメダル」と話した。

(引用元:livedoor news)

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