23日、ドイツのデュッセルドルフでは柔道グランドスラム男子73キロ級が行われ、リオデジャネイロ五輪の金メダリスト・大野将平が海老沼匡との決勝を制し、優勝した。
すると24日、TBS「S1」では、試合後の大野に行った単独インタビューの模様を放送。優勝して尚、飽くなき強さを追い求める大野のストイックなコメントに、槙原寛己らスタジオのメンバーからはどよめきが起こった。
今大会は、決勝の海老沼戦を技ありを奪う優勢で勝利。3回戦以降、3試合連続一本勝ちでトーナメントをかけ上がった大野だったが、「(相手が)何をやっても勝てないというところに自分のステージを持っていきたい」と満足する様子はなく、「本当に今は苦しい」と声を絞り出した。
さらに「自分の残りの柔道人生も、楽しいものは間違いなく1つもないと思う」と言葉を続けた大野は、「相手選手の研究、対策がすごいものになってきているので、もがきながら柔道と対話していきたい」と淡々と語った。
(引用元:livedoor news)
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