9日、日本テレビ「メレンゲの気持ち」では、レスリング・吉田沙保里氏がゲスト出演。先月、33年間の選手生活に幕を閉じたレスリング界の女王が、引退を決断したきっかけや引退後の生活を語った。
まず引退のきっかけを訊かれた吉田氏は、「リオのオリンピックで4連覇したら引退しようって思ってたんですけど負けてしまった。次東京オリンピックがあるという中で、私が負けた時に沢山の方から『また金メダルを目指して頑張ってほしい』っていう言葉がすごく多くて、それもすごい自分の中で引っかかってて、お父さんも生きてる時に『勝って終わる、華がある時に終わりなさい』って言われていたのもすごいあった」と説明した。
リオデジャネイロ五輪後の2年間も悩みながら競技を続けたという吉田氏だったが、「気持ちが最後は切れて気持ちが上回らなかったので、もう引退かなと思いました」と吐露。それでも引退会見は「緊張しなかった」と話すと、「涙が出るのかなって思ってたんですけど、全然出なくてスッキリした感じで。感謝の気持ちを言えたことで(気持ちが)スッて」と明かした。
また引退後の心境を訊かれ、「(寂しさは)なかった」という吉田氏。実生活では「(現役時代は)減量はなかったので好きなものを食べてた」と前置きすると、「薬が大変で。ドーピングが。(現役中は)市販のやつ(薬)は飲めないんで。今は風邪引いたら市販の薬でも何でも飲めるから、それがすごい(喜び)」と語った。
(引用元:livedoor news)
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