中山雅史氏も「パーフェクトストライカー」と警戒するイランのエース、日本のキーマンとなるのは?

0

サッカー日本代表は24日、アジアカップ準々決勝でベトナムに1-0と勝利し、ベスト4進出を決めた。準決勝で対戦するのは、中国を3-0と一蹴して駒を進めてきたイランだ。

ここまでの5試合で大会最多の12得点、最少の無失点と堂々の成績で勝ち進んできたイラン。過去の対戦成績は、5勝5分け6敗と日本が負け越している。

25日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、解説者の澤登正朗氏と中山雅史氏が、強敵との対戦に向けてキーマンを語った。

イランのエースは24歳のアズムン。地元記者が「とても強く、空中でのボールコントロールもうまい。この大会で彼は“獣”になった」と自賛する選手だ。中山氏も「身長186センチと大きい。しかも速くてうまい。パーフェクトストライカー」と称賛。「まず気をつけなければいけない」存在と警戒した。

そのアズムン対策のキーマンとして、澤登氏が名前を挙げたのが、吉田麻也と富安健洋のセンターバックコンビだ。

ロングボールからアズムンのスピードと強さを生かすかたちのが、イランの得点パターン。そこで、アズムンにボールが入ったときに、片方がついてもう片方が背後をケアする「チャレンジ&カバー」が重要という。可能なら2人で挟み込み、自由を与えず、ボールを奪い取るのだ。

一方で、イランは無失点と守備力も高い。だが、中山氏は「日本にも頼もしい男が帰ってきた」と、負傷から復帰した大迫勇也に期待を寄せた。ベトナム戦で途中出場した大迫について、中山氏は「前線でボールをしっかり収め、それにより日本の攻撃にリズムが生まれた」と解説する。

中山氏は「イランのフィジカルは非常に強い」としつつ、「どんな相手でも前線でキープする力を大迫は持っている」とコメント。ベトナム戦後にインタビューしたという澤登氏も、「コンディションもかなり上がってきて、自信に満ちあふれている感じがした」と、大迫の状態は良いと太鼓判を押す。

澤登氏は大迫が「一番良い時期に戻ってきた」とコメント。中山氏は、FWは常に得点に飢えているとし、「決めたらさらに気持ちが軽くなる。体も軽くなる。そしてもう1ゴールといく」と、大迫のゴール量産に期待を寄せた。

(引用元:livedoor news)

0