「僕がやったら勝てなかった」岡田武史氏が感心した西野朗氏の手腕

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2日、NHK「BS1スペシャル 激白!西野朗×岡田武史 サムライブルーの未来」と題し、昨年行われたロシアW杯で日本代表監督を務めた西野朗氏と元日本代表監督・岡田武史氏の対談を放送。西野氏は、大会直前で解任されたヴァヒド・ハリルホジッチ氏に代わり、日本代表監督としてW杯に臨んだ経緯やメンバー選出の背景を語った。

2018年4月に起こった異例の監督交代劇について、「僕は会長にいわれてて、ずっと『いや今の時期はない』っていって反対してた」と明かす岡田氏。一方の西野氏は「ハリルホジッチがああいうかたちになって、一心同体だと思っているからね、僕は。それがああいうかたちになってしまったんで自分は本当に責任をものすごく感じたし、とにかくワールドカップイヤーでこれだけサッカー界が盛り上がっていない年はないんじゃないかと思うくらい」と前置きすると、「何とか好転させたい。イメージを激変させたいっていう想いだけだった」と語る。

その後、ハリルホジッチ氏が解任され、西野新監督を迎えた日本代表は方針転換を図ることに。
「ハリルの時にあまり使われてなかった(本田)圭佑とか(香川)真司とかヨッシャーと多分思った。俺にも電話かかってきた」という岡田氏。実際に本田や香川を起用した理由を訊かれた西野氏は、「今回状態が必ずしも良くなかった選手を、経験値も含め、彼らのそういう想いも確信して絶対このワールドカップでやれるって」と説明した。

それでも「(出場機会が減っていたベテランを)選んだ時に5、6人はケガ人で、その前にヨーロッパに行って個人面談してきて。そういう中でも試合に出てない。何ヶ月出てない、ケガをしている。岡崎(慎司)のこんな膨れ上がった足首が元通りに戻ってピッチに立てるかっていう懸けもあった」という西野氏は、「圭佑にも香川にも岡ちゃんにも、制限するっていうことははっきり伝えなきゃいけなかった。圭佑に対してもスタートメンバーじゃない」とも――。

そんなメンバー選考に対する西野氏の考えや想いを聞いた岡田氏は、「西さんはその時の考えを貫くし、鈍感だし、いちいち左右されないし粘り強い、ともかく。これはすごい。自分とは全然違うタイプだけど尊敬してますよ。僕がやったら多分この大会勝てなかったと思う」とその手腕に感心しきりの様子だった。

(引用元:livedoor news)